■キャンプブームだけど「もっと手軽に楽しみたい」という声も
屋外で気軽に楽しめるアウトドアレジャーとして、コロナ禍を機にますます人気に拍車がかかった「キャンプ」ですが、テントの設置や撤収の作業が意外と手間で、億劫になってしまう人もいるといいます。
キャンピングカーならその問題も解決しますが、そこまで本格的でなくても、家族で車中泊可能な「ルーフテント付き」ミニバンという手も残されています。気になるというファミリーも少なくないようです。
【画像】「欲しいかも…!」 気になる「テント付きミニバン」を画像で見る(30枚)
ルーフが上へ開閉し、「屋根裏部屋」が登場するミニバンといえば、1995年にマツダが発売したミニバン「ボンゴフレンディ」のオートフリートップが挙げられます。
ボンゴフレンディのオートフリートップ車は、ルーフ部分が電動で立ち上がりテント部屋が登場します。
テント部分には、車内から登ることができ、内部は大人2人が十分に寝られるサイズがあります。
室内のシートアレンジとあわせ、上下で最大4名(子どもなら+アルファも可能)の就寝可能な空間が確保されるため、わざわざ屋外にテントを張る手間もありません。
その後同様のコンセプトを持つクルマはホンダ「オデッセイ」や「ステップワゴン」に設定されたこともありますが、それぞれ1世代限りで姿を消しており、後を追うメーカーもありませんでした。
車内に収納式ベッドを備えた純正の車中泊仕様車は、日産「セレナ」などにラインナップされていますが、この場合就寝できるのはせいぜい大人2名+小さい子どもで、4人家族がしっかりと寝ることは難しいものです。
一方、キャンピングカー文化が根付いた欧州メーカーでは今も、純正のポップアップルーフを備えるミニバンが用意されていて、なかには本格的なキッチンなどを備える豪華仕様も設定されています。
こうしたクルマに対し興味を示す人の声は少なくないようで、SNSにもコメントが寄せられています。
まず過去のポップアップルーフ車に対し「ボンゴフレンディ、懐かしい!」「昔乗っていて良く家族でキャンプしました」などと懐かしむ声が見られます。
「どこかのメーカーでふたたび出して欲しい」とポップアップルーフ車の復刻を求む意見もありました。
ただし「価格が高くなってしまいそう」「雨漏り対策は大丈夫?」など、不安を述べる声もあるようです。
また「重心が高いから風が強い日には結構揺れると聞いたことがある」とのコメントもありました。
なお、国産ミニバンをベースにポップアップルーフを架装するキャンピングメーカーも国内には複数あり、こうしたものを実際に購入し「車中泊に活躍してます」と話す人もいます。
ファミリーでキャンプを楽しみたい需要が盛り上がりをみせているなか、4人の就寝も可能な純正ポップアップルーフ仕様のミニバンをどこかのメーカーが手ごろな価格で出せば、商機もありそうです。
※ ※ ※
屋根を加工するポップアップルーフより、もっと手軽な手段もあります。
それが、ルーフキャリアに設置する「ルーフテント」で、走行時には薄く畳まれたテントを停車時に開くことで、屋根上に2人程度の就寝スペースを誕生させるものです。
車内から直接テントへ行き来することはできず、車両にハシゴをかけて上り下りする必要があるのが少し面倒ですが、20~50万円程度で手に入ります。
設置位置も高く重量もあるため、クレーンなどを使用しないと容易ではありませんが、使用しない場合は屋根から外したり、クルマを買い換えた場合に他のクルマへ載せ替えることも可能です。
ファミリーで手軽な車中泊をするなら、こうした方法も検討してみると良いでしょう。
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テントの設営とか食事の用意とか、その一手間を楽しむもんじゃないのか?