バイクに装備されているキャブレターの役割とは？

■そもそも、キャブレターって何？

　バイクに限らず自動車エンジンの一部である「キャブレター」は、日本語で「気化器」と呼ぶ装置です。スロットルに応じてエンジンにガソリンと空気を混ぜた混合気を供給するシステムです。アクセル開度によって走行状態に合わせ、エンジン内部に燃料と空気と混ぜた混合気を霧状に噴射して供給するための重要な部品のひとつです。キャブレターがシリンダー内部に噴射した混合気を燃焼させることで、エンジンはエネルギーを発揮します。

　キャブレターの構造は、ベルヌーイの定理を応用した「ベンチュリー効果」を利用した重要部品です。

Comments

環境問題に意識の高い方々からはお叱りを受けそうですが、セッティングの決まった時のキャブ仕様の加速感は、インジェクションでは味わえないません。

クルマが生き物だと実感できます。自からがもっと加速したいと意志をもっているようです。

それに呼応してアクセルを踏み込む時の一体感は、もはや暴力的と言えます。

キャブの利点はどんなに古くても欠品が無く清掃可能であればオーバーホールにより100%とは言わないまでも通常使用には差し支え無い程度には復活するという事ですね。それと気化器の名前がピッタリの造形美で組み上げ後エンジンに装着した姿もいいし、何と言っても半世紀前のエンジンがスタート出来た瞬間は最高。