REX Z
最新の「スマートアシスト」をはじめとした安全装備も充実
相乗効果で加速する世界的な「EVシフト」と「自動運転」技術の開発
スバルは、同社初となる新型小型SUV「REX(レックス)」を発表した。
「REX」は、普段の街乗りからちょっとした遠出まで、シーンを選ばず安心してドライブを愉しめる、ダイハツからのOEMモデルとなるスバル初の小型SUV。最小回転半径5.0mの取り回しの良さを実現しながら、人や荷物もしっかり載るパッケージングに、最新の「スマートアシスト」をはじめとした安全装備を充実させるとともに、出足のスムーズな加速感と低燃費を両立させた1.2Lエンジンを採用した。
REX Z
エクステリアデザインはコンパクトなボディでありながら、大きく張り出したフェンダーや大径タイヤなどによって、SUVらしいアクティブさと頼もしさを強調し、力強い存在感を表現したスタイリングに仕上げられている。また、ボディカラーは全9色を設定。Zグレードにはコントラストが目を引く2トーンカラーも2色設定した。
REX Z
インテリアデザインは、アクティブな印象の空間設計とし、フロントシートを中心に赤い加飾をあしらうなどしてスポーティに仕立てている。
安全性能では、後方確認をサポートするブラインドスポットモニターとリヤクロストラフィックアラートを採用した最新の「スマートアシスト」を装備することで、高い予防安全性能を実現。また、2019年度JNCAP衝突安全性能評価でファイブスターを受賞したボディを採用するなど、衝突安全性能を高めた。
走行性能では、軽量高剛性ボディと新開発のサスペンションの組み合わせにより、優れた操縦安定性やマイルドな乗り心地を実現。さらに、軽量且つコンパクトな1.2Lエンジンによって力強くスムーズな発進時の加速と低燃費を両立させ、日常使いでストレスのない快適な走りを可能とした。また、SUVならではの充分なロードクリアランスを確保することで、様々な路面状況に対応する。
室内は、後席の頭上空間や座面形状の工夫によりコンパクトなボディでありながら広々とした空間を実現。荷室スペースは大容量空間を確保。大型サブトランクや上下2段調節式カーゴボードの活用により様々なシーンに合わせた使い方を可能とした。
新型小型SUV「REX」の主な特徴
■デザイン
REX G
フロントは、厚みのあるロアボディとコンパクトなアッパーキャビンを組み合わせ、アクティブなデザインとした。さらに、大型グリルからサイドへ流れる強い立体感とエッジの効いたバンパーコーナー、シャープなヘッドランプ、張り出したフェンダーと大径タイヤによって力強い存在感を表現。
REX G
リヤは、バンパーコーナーをエッジの効いた造形とし、サイドまで張り出したコンビランプをリヤゲートガーニッシュでつなぐことで、ワイド感を表現。またサイドは、張り出したフェンダーと大径タイヤによって力強くラギッドなデザインとし、SUVらしい軽快感を表現した。なお、ボディカラーは、アクティブなスタイリングにマッチするカラーとして、モノトーン7色、加えてZグレードには2トーン2色を展開。
■安全性能
REX Z
予防安全性能として衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進安全機能を備えた最新のスマートアシストを装備。左右後方の死角に車両が接近した際に、ドアミラー鏡面のLEDインジケーターが点灯し、ドライバーに注意を促すBSM(ブラインドスポットモニター)と、後方を車両が横切った際に、ドアミラー鏡面のLEDインジケーター点灯や警報音で注意喚起を行うRCTA(リヤクロストラフィックアラート)を採用し、車線変更時と後退時の安全性を高めた。
衝突安全性能では、フロントサイドメンバーの高効率エネルギー吸収構造に加え、骨格構造の合理化を進めたことで、軽量でありながら強固なボディを実現。さらに、フロントフード、フロントフェンダー、フロントガラス下部などの各所に衝撃緩和装置、衝撃吸収スペースを設けることで、万が一の対人事故の際に歩行者へ与える衝撃を緩和する。
また、前方からの強い衝撃時に、乗員の頭部や胸部への重大な傷害を軽減するデュアルSRSエアバッグに加えて、車両側方からの衝突の際の衝撃を緩和するSRSサイドエアバッグとSRSカーテンエアバッグを標準装備。6つのエアバッグで全ての席の乗員を保護。
0次安全性能では、前方視界の高いアイポイントに加え、ウインドゥを大きくすることで、死角を削減。安心して運転することはもちろん疲労軽減にも貢献している。さらに後方視界は、大きなリヤガラスとリヤクォーターガラスを装備し、駐車時や車線変更時、後退時の安心感を高めた。
また、デジタルスピードメーターと7インチTFTマルチインフォメーションディスプレイを組み合わせ、ドライバーの好みに合わせて4つのデザインが選択可能なメーターを搭載し、視認性を高めた。
■走行性能
REX Z
ボディは、ハイテン材の活用による軽量化を図りながら剛性を向上させ、操縦安定性を高めた。さらにサスペンションをしなやかなにストロークさせることで、高い操縦安定性と乗り心地を実現した。
搭載される1.2L NA 3気筒エンジンは、2次冷却システムにおける専用サーモスタット機構の搭載や排気ガスを冷却し再び空気と混ぜて燃焼室に戻すクールドEGRシステムなどの採用によって、優れた燃焼効率を実現。低速時のトルクを高めた事によって、力強くスムーズな出足の加速を可能とした。また、シーンに合わせて走行モードの切り替えが可能なDRIVEスイッチを採用した。
加えて、7速シーケンシャルシフトによって、マニュアル感覚のシフトチェンジを可能とし、運転する愉しさが味わえる。
■パッケージ/ユーティリティ
REX Z
後席の頭上空間や座面形状を工夫することで、ゆとりのある室内空間を実現。また、荷室の高さ調整が可能なカーゴボードと大型サブトランク、シートアレンジを組み合わせて使用することで、様々なシーンに合わせてフレキシブルに荷室をアレンジすることが可能。
そして、メーカーオプションとしてApple CarPlayTMおよびAndroid AutoTMに対応可能な9インチのディスプレイオーディオを採用。また、前席に加え後席にもUSBソケットを配置した。さらに、Zグレードには電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能を標準装備し、快適性能を向上させた。
【販売計画】
月販150台
【メーカー希望小売価格】
G 1,820,000円(税込)
Z 2,171,100円(税込)
関連情報:https://www.subaru.jp/rex/rex/
構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)
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みんなのコメント
仕事用のクルマがダイハツだが、スマアシは誤認識による誤作動がひどい。
バンパーのデザイン差別化だけでもいいんです。
せめて、オプションのアンダーガーニッシュを標準装備にしてしまうとか。