2018年のスーパーGT第5戦富士500マイルレース決勝。スタートから全体の半分となる89周を終了し、#55 ARTA BMW M6 GT3がトップを快走している。
気温31度、路面温度47度の中で始まった約5時間に及ぶ決勝レース。スタートでは#55 ARTA BMW M6 GT3が好ダッシュをみせトップを奪い取ろうとするが、#25 HOPPY 86 MC(坪井翔)も一歩も譲らずトップを死守。その後も、坪井と高木による接近戦のバトルが繰り広げられた。
スーパーGT富士500マイル:GT500はカルソニック IMPUL GT-Rがトップでレース折り返し
一方、後方では規定となっている4回のドライバー交代を伴うピットインを消化するために、1周目からレクサスRCF勢の2台、さらに#88 マネパランボルギーニGT3が1回目のストップを済ませた。
トップ争いは序盤から接近戦の展開が続いたが、ペースは高木の方がよく8周目のTGRコーナーで坪井をパスしトップに浮上。さらに9周目には#10 GAINER TANAX triple a GT-R(吉田広樹)も2番手に浮上した。
気温30度を超える灼熱のコンディションで、後方ではトラブルが続出する。1周目にピットストップを終えていた#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 がダンロップコーナーでスピン。リタイアとなってしまった。さらに21周目には#61 SUBARU BRZ R&D SPORTがトラブルでコース脇にマシンを止めた。
トップに立った高木は、一気にペースを上げ後続を引き離し、30周目の時点で2番手以下に対して10秒近いリードを築き、ピットイン。ショーン・ウォーキンショーに交代した。
これに対し25HOPPY 86 MCは34周目にピットイン。右側のタイヤ2本を交換し、松井孝允が乗り込んで第2スティントに突入していった。
レース3分の1となる59周を完了したところの上位陣は#55 ARTA BMW M6 GT3がトップ、およそ26秒差で#25 HOPPY 86 MC、その7秒後方に#0 グッドスマイル初音ミクAMGがつけている。
このトップ3の争いはこう着状態が続いたが、64周目に#25 HOPPY 86 MCが2回目のピットイン。今度は左側2本を交換し、再び坪井が乗り込んだ。
#55 ARTA BMW M6 GT3は66周目に2回目のピットイン。こちらも問題なく高木に交代して再びコースインした。
3番手には#0 グッドスマイル初音ミクAMGがつけていたが、2回目のピットストップで#65 LEON CVSTOS AMGが逆転し3番手に上がっていたが、こちらもピットストップの戦略が異なっており、83周目に3回目のピットイン。これで#0 グッドスマイル初音ミクAMGが再び3番手に浮上した。
レースは半分の89周がすぎ、#55 ARTA BMW M6 GT3が27秒の大量リードを築き、今季2勝目に向けて順調に走行している。
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