■まるで「レクサス」!? シームレスなフロントマスクがカッコイイ!
トヨタのフィリピン法人は2024年4月12日、新型「カローラクロス」を発表しました。
外装のデザイン変更などを中心としたマイナーチェンジを実施し、イメージを一新しています。
【画像】めちゃカッコいい! トヨタ新型「カローラクロス」を画像で見る(30枚以上)
1966年以来グローバルで展開されるトヨタの世界戦略車「カローラ」シリーズに2020年に追加されたコンパクトSUVがカローラクロスです。
まずタイで発表されたあとグローバルで展開され、フィリピンにおいても同年デビュー。日本は遅れて2021年9月の発売でした。
ただし海外仕様と日本仕様では、フロントグリルやバンパー周りを中心としたデザインが大きく異なるのも特徴です。
4代目プリウスや他のカローラシリーズ同様に、カローラクロスは最新のTNGA「GA-C」プラットフォームをベースに開発され、先進運転支援機能「トヨタセーフティセンス」を装備します。
フィリピン仕様のパワートレインは、1.8リッターガソリンエンジンとモーターを加えた1.8リッターハイブリッドのみの設定で、燃費の良さやパフォーマンスの高さなどで支持を集めているといいます。
今回実施されたマイナーチェンジでは、先行して2024年2月8日にタイで世界初公開された新型に準じたデザイン変更などが実施されています。
エクステリアは、新デザインのLEDプロジェクターヘッドライト、LEDクリスタライズドヘッドランプ、シーケンシャルLEDフロントウインカーを採用し高級感を高めています。
また新デザインのフロントバンパー、フロントグリルが採用され、よりワイドでモダンな印象としているほか、ツートンカラーの新デザインのアロイホイールを適用しました。
フロントのイメージは、高級ブランド「レクサス」に共通する「スピンドルグリル」を進化させた最新スタイル「スピンドルボディ」のように、グリルのフレームを廃してバンパーなどへシームレスに溶け込ませる手法が取られているのが特徴です。
なお通常モデルに加え、スポーティ仕様「GRスポーツ」も設定され、こちらは存在感あるフロントグリルが健在です。
ボディサイズは、全長4460mm×全幅1825mm×1620mm(数値はタイ仕様)です。
フィリピンでの販売価格は、「G HEV」が149万8000ペソ(約406万円)、「V HEV」が176万3000ペソ(約478万円)、「GRスポーツ」が191万7000ペソ(約519万円)です。
※ ※ ※
日本仕様のカローラクロスは、2021年デビュー当初から変更を受けておらず、今回フィリピンで発表された新デザインの投入などに関する情報はありません。今後の展開が気になるところです。
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