キアは10月29日、同社初となるピックアップトラック『タスマン』を発表した。セダンやSUV、商用車、PBV(Platform Beyond Vehicle)モデルに続く新たなラインナップとして、キアの将来的なピックアップ車種の基準を示す製品となる。
キアは「新次元へ飛び込め」をコンセプトに、タスマンを通じてピックアップトラックの可能性を押し広げようとしている。目的に沿ったデザインと最先端技術、クラス最高レベルの利便性機能、広々とした快適な室内を組み合わせ、業界の基準を再定義することを目指している。
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タスマンの外観デザインは、従来のピックアップトラックの常識を覆す斬新なアプローチを採用している。不必要な要素を排除し、シンプルかつ機能的な要素を通じて、車両の力強さを強調している。特徴的な幅広のラジエーターグリルとバンパーデザイン、キアの象徴である「タイガーフェイス」を際立たせるヘッドランプなどが目を引く。
内装は、実用性と洗練さを兼ね備えたデザインとなっている。12.3インチ+5インチ+12.3インチのパノラマワイドスクリーンを採用し、先進的なインフォテインメントシステムを提供。さらに、大型折りたたみコンソールテーブルや、リアシート下の隠し収納スペース(容量33リットル)など、ビジネスやレジャーでの使用を想定した革新的な機能を多数搭載している。
また、キアの持続可能性への取り組みとして、バイオプラスチック製のクラッシュパッドや、リサイクルPET素材を使用したシートなど、環境に配慮した素材を積極的に採用している。
タスマンは、キアのSUVモデルの遺産を受け継ぎつつ、優れたオフロード性能を備えている。堅牢なモハーベの特性を活かし、あらゆる地形に対応できるよう設計されている。
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