2月16日、ポルシェは、新型「911GT3」を発表した。メーカーが「これまで以上にモータースポーツへ近づいた」と、うたう新型の全貌をリポート。
最高速度320km/h
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ポルシェ911の超高性能ヴァージョンである「GT3」は、1999年、当時の996型をもとに開発され、登場した。新型は、初代からかぞえ第4世代になる。
搭載するエンジンは3996cc水平対向6気筒ガソリン自然吸気で最高出力510ps/8400rpm、最大トルク470Nm/6100rpm。レヴリミットは9000rpmだ。
標準の911カレラが搭載する2981cc水平対向6気筒DOHCガソリンツインターボ(385ps/6500rpm、450Nm/1950~5000rpm)にくらべ、最高出力はプラス125ps、最大トルクはプラス20Nmである。
組み合わされるトランスミッションは自動ブリッピング機能を搭載した6MTと、デュアルクラッチタイプの7速AT(PDK:ポルシェ・ドッペル・クップルング)から選べる。
最高速度は6MTモデルで320km/h(7ATは318km/h)に達する。これは、先代の991型GT3の軽量モデル「RS」より速い。0~100km/hの加速タイムは、7ATが3.4秒で6MTが3.9秒という俊足を誇る。全長20.8kmのサーキット「ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェ」(ドイツ)での走行タイムは6分59秒927で、先代より17秒以上縮まったという。
GT3専用パーツを多数装備
ボディは全長×全幅×全高=4573×1852×1279mmで、先代(全長×全幅×全高=4545×1852×1269mm)より全長がプラス28mm、全高がプラス10mmになったものの、車両重量はほぼ変わらず、PDKモデルで1435kgとされる。
軽量化のためボンネットやリアウィング、リアスポイラーなどにカーボンファイバーを使い、アルミホイールは鍛造。新しいスポーツ・エキゾースト・システムは、先代より10kg以上軽くなったという。
ブレーキは前後いずれもアルミニウム製モノブロックキャリパーを採用、フロントが直径408mmの対向6ピストン式で、リアが直径380mmの対向4ピストン式。前後異径のタイヤは、フロントが255/35ZR20 でリアが315/30ZR21だ。段差などを乗り越えるときに便利なフロントリフトアップ機構も搭載する。
後輪操舵システムの「リア・アクスル・ステアリング」も採用された。状況に応じ、最大で2°後輪が動くことで、高速域では走行安定性が向上し、低速域では小回り性能が向上するという。
内外装にはGT3専用パーツを多数装着する。外装には専用デザインのリアスポイラーやブラックのアルミホイールなどを装備。内装にはカーボンファイバーを一部に使った専用デザインのバケットシートや、GT3オリジナルの表示パターンを持つメーターなどによって、標準モデルと差別化する。
新型911GT3の日本導入時期などは今後明らかになる。
文・稲垣邦康(GQ)
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