世界で人気の600ccクラス!
皆さんこんにちは、高梨はづきです。
【画像】ホンダのロードスポーツモデル『CBR650R』の画像を見る(15枚)
本日は世界で愛されている大人気のホンダから『CBR650R』をお届けしていくよ!
世の中で優等生と言われているホンダのラインナップには、Rebel・CUB・CL・CB・GB・PCXをはじめ、他にも様々なシリーズやモデルが揃っていて、どれも大人気だよね。
今回は、その中でも特に人気なホンダのスポーツラインナップである、CBRシリーズに試乗してきたよ!
650ccは大型排気量に分類するのだけど、大型排気量の中でも1000ccまでいかない、ミドルクラスであるこの600cc~650ccの枠が、1番公道でも扱いやすくて、性能を最大限楽しめるモデルと言われているみたい。
ちなみに、CB/CBR650Rは2024年の販売台数が約30,000台と、ホンダのバイクの中で売り上げナンバーワンみたいだよ。そんな人気なバイクに乗る機会をいただけて嬉しい!
さっそく見た目から見ていこうと思うよ
フロントは、ツルッとした凹凸のない顔立ちで、これは2023年のモデルから今のデザインに変わったんだよね。
マットバリスティックブラックメタリックと銘打たれたマットカラーは、なんだかバットマンを彷彿させるようなヒロイックな見た目でカッコイイよね。
タンク容量は15Lなので、燃料を入れる容量がたくさんなのは嬉しい。
ハンドル周りを見ると左側スイッチボックスが充実していることにも気がついたよ。HSTC(Honda セレクタブル トルク コントロール)という駆動力制御装置がついているので、加速時やスリップしやすい路面での安心感をもたらしてくれるのに期待が持てるね。ボタンワンタッチでON/OFFが切り替え可能だよ。
それから、メーターがカラーなので見るだけでも楽しい。それに機能もバラエティに富んでいて、例えば、忘れがちなオイル交換など手帳やスマホのメモに書いておくのではなく、バイクメーターの中に直接記録しておくことができるんだ。これなら前回いつオイル交換したのか忘れてしまっても、記録を確認することで思い出せるから良心的で便利だよね。
あとメーター表記が日本語なのもやさしい! 英語だとかっこいいけど、目を凝らして頭で変換するのに少なからずタイムラグが生まれるから、パッと見でわかるのは本当にありがたい。
メーターは、ホンダ専用アプリからBluetoothでスマホと連動登録しておくと、接続されたヘッドセットを通じてライダーの音声を拾うこともできて、スマホのマップ操作や電話応対、音楽の曲送り操作が可能なんだって。なんだか車みたいでラグジュアリーな感じがするね!
CBR650Rに、またがってみよう
シート高は810mmで、わたしの身長(158cm)での足付きは、つま先立ちで両足着くくらいだったよ。
ハンドルを握ると前傾姿勢でタンクに覆い被さるような体勢になるね。わたしは上体を起こした姿勢で乗るのが一番楽なので、アップハンドル推奨派なんだけど(笑) CBR650Rよりももっと前傾姿勢になるバイクもたくさん知っているので、このCBR650Rはその中でもアップハンドル寄りで、かなり乗りやすいバイクかなって思うよ。
前傾姿勢で長距離ツーリングはしんどくなってくるだろうなーと想像しちゃうけど、これなら大丈夫かもって期待もできる、そんなポジションだね。
スタンドをついた状態でまたがってから、片足でヨイショって車体を軽々起こせたので、その軽さに驚いた。
大型バイクって、車重があるバイクや車高の高いバイクがほとんどなので、本来教習所で習うような、先にスタンドを払ってから乗り込む方法が実際楽で、安心もできるけど、体幹がない人ってそこでフラついたりするじゃない?
キャリアなんかが付いていると最悪で、尚のことまたがってから車体を起こした方が、立ちゴケしにくくなるってわかってるので、この車体の軽さは、低身長ライダーや女性ライダーにとっては超重要項目だよね!
大型排気量と聞いただけで、なんとなく重くて取り扱いがしづらいマイナスイメージがあったけど、CBR650Rの車重は209kgと400ccと比べると10kg程度しか差がないんだよね。これはスポーツバイクに挑戦したい大型免許取り立て初心者や女性に朗報だとおもう!
足を真下に下ろしてもステップに当たったり引っ掛かることがなかったのもストレスフリーでよかったなぁ。
ロードスポーツモデル「CBR650R」に、さっそく試乗してみよう
それじゃ、エンジンかける前からベタ褒めが終わったところで、さっそく試乗していこう!!
エンジン始動後、ニュートラルから1速に落とすと…あれ? ギヤが入りにくいような気がする。少しアクセルを開けてから入れると1速に入りやすいみたい。これは特性か、試乗機のクセなのかわからないけど、少し残念だったかな。
よく信号待ちしている大型車両が発進する時「ブォン!」って鳴らしてから走り出す人居るけど、あれって癖でやってるのかと思ったけど実はギヤが入りにくいからだったりするのかな?とふと思ったりした。経験者いたら教えてね。
少しつまづいたけど、無事ギヤが入ったところでスタートする!
低速は軽やかに進んでいくよ。最初はつまづいたクラッチ操作も、一度入ってしまえば、あとは滑らかに繋がってくれて、細やかなに反応してくれるから、神経質にならなくていいのは◎。そのまま2速に入れて進むと意外にもマフラーの吹け上がり音がすごい! 私がこれまで試乗させてもらったホンダのバイクは中低音で比較的静かな音が多かったから、これにはホンダのスポーツ魂をめちゃくちゃ感じれて良いね。
夜中、静かな住宅街とかに入庫するときは少し気を使いそうだから、この吹け上がりは使用環境によって好みが分かれそうだけど、CBR650Rの水冷直列4ストロークが、「いま!わたしは!バイクに!乗ってます!」って高揚感を焚きつけてくれるので、もうめちゃくちゃ満足度高いよ。ドカーンとわかりやすく伝わるので、そういうバイク、わたしは好き!
どんどんスピードを上げていっても、発進時と変わらずどこまでも滑らかで軽やかで扱いやすく乗りやすい。気になるクセもなくスイスイ~っと進んでくれる。こういうところ、さすがホンダだなぁと思わせられる。
一般的な公道で、ストレートが続くところでは4速くらいで走るのが気持ちよかったな。ストップ&ゴーが多い時は2~3速くらいで、エンブレ効かせながら乗るのがストレスなく楽しめていいかもね。街中での大型ってとにかく重くて疲れるイメージだったけど、アクセル操作は軽いし、クラッチレバーも握りやすいから手が疲れ知らず。ハンドルが幅広いから左右に切りやすかったのも最高だった。
なにより、エンジンの吹け上がりサウンドがいいから、ゆっくり走っていても飽きなくていいね。トンネルの中とか気持ちいいんだろうなぁ。
車線変更では、サラサラと流れるように右へ左へ不安なく移れたよ。コーナリングでも、私の技量でパタパタヒラヒラ倒せちゃうんだから、ホンダの旗印バイクなのが頷ける素晴らしい乗り心地だったな。ニーグリップしやすくて、体を安定しやすいから峠道とかカーブが多いところにわざわざ走りにいきたくなるくらい楽しいバイクだね。
全体のバランスが良くて、どこまでも走りたくなるようなハンドリングで、初心者にも優しい、寄り添い型の大型スポーツって感じ!
ホンダのバイクを買う人はカスタムを楽しむ人が多い印象だけど、外観の変更や、性能のアップグレードなど幅広いカスタムが楽しめるのもCBR650Rの特徴なんだろうね。元のデザインがいいので、ステッカーカスタムだけでも十分楽しめそう。
積載量は多くは望めないけど、日常の街乗りや週末のレジャーツーリング、長距離ツーリング、いろんな場面で楽しめるのはグッド!
気になる人はぜひチェックしてみてね!
…ということで本日はここまで。
また8の付く日にお会いしましょ~♪
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