ロールス 新アーキテクチャー第2弾
ロールス・ロイスが、新型SUVモデルの名称を「カリナン」にすると発表した。
同社のトルステン・ミュラー・エトヴェシュ代表取締役社長は、「カリナンという名前は数年前からプロジェクト名称として公表していたものですから、灯台もと暗しというところでしょうか? しかし、この驚くべき製品に最もふさわしいと思います。これまで発見された中でも最大のフローレスダイヤモンド、カリナンと同じく、それは完璧な姿で現れ、他のすべてを圧倒するのです」と語っている。
カリナンは、同名のダイヤモンドと同じく、素晴らしい旅を続けてきた。
・アフリカ
・中東の灼熱砂漠
・北極圏の凍てつくような雪道
・スコットランド高地の草に覆われた深い谷
・北米のそそり立つ峡谷
などで開発テストが実施されたという。
また、ロールス・ロイス独自のアルミニウム製スペースフレーム構造である「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」を採用した2番目のモデルでもある。ロールス初の4輪駆動車となるカリナンは、今夏ワールドプレミアを予定。日本発表も年内には開催される見込みだ。
車名の由来となった、ダイヤモンド「カリナン」については、次ページで解説しよう。
最大のダイヤモンド「カリナン」とは?
カリナンは、南アフリカのトランスヴァール政府が15万ポンドで購入し、国王にふさわしい宝石として、英国王エドワード7世の66歳記念として献上されたダイヤモンド。ボーア戦争終結まもなくのことで、戦争の傷を癒すことが期待されたという。
その大きさと価値の高さから、かなりの注目を集めることが予測されたため、蒸気船でイギリスへと輸送する間の見張りとして、ロンドンから刑事を派遣。宝石は船長の金庫に麗々しく収められ、航海中は絶えず警備がついていた。
しかし、伝えられるところによると、すべては偽装であったという。船長の金庫に収められ、警官に護衛されたダイヤモンドは樹脂製のレプリカであり、本物の「カリナン」はロンドンの外務省に郵便書留で送られ、国王へ献上されたようだ。
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