パワートレインには145馬力のE-Techフルハイブリッドを採用
仏ルノーは2024年5月2日、新型コンパクトSUV「Symbioz(シンビオズ)」を世界初公開しました。
【画像】「えっ…!?」これがルノーの新SUV「シンビオズ」です(34枚)
シンビオズという車名は、「共に生きる」を意味する古代ギリシャ語の「symbiosis」に由来するフランス語の「symbiose」から取っているといいます。
新型シンビオズは全長4413mm×全幅1797mm×全高1575mm、ホイールベース2638mmというCセグメント・コンパクトSUVです。
ルノーの電動Cセグメントモデルは、欧州市場では100%電気自動車(EV)のメガーヌEテック エレクトリック、全長4470mmのEV、新型「セニック」のほか、フルハイブリッドモデルは全長4510mmのSUV「オーストラル」、全長4560mmのクーペSUV「アルカナ」を用意していますが、今回世界初公開された新型シンビオズはそのなかでも最小のモデルとなります。
ルノー・日産・三菱アライアンスの「CMF-B」プラットフォームを採用、パワートレインには「E-Techフルハイブリッド145」を搭載しています。
エクステリアはルノーの新しいデザイン言語を採用。フロントとリアはエッジの効いた彫刻的なラインとなり、サイドパネルの滑らかでシンプルなラインと相まってスタイリッシュなSUVとなっています。またボディカラーは7色を用意します。
トリムラインは「テクノ」「テクノエスプリ・アルピーヌ」「アイコニック エスプリ・アルピーヌ」の3種類を用意、インテリアはガラスサンルーフを用意して広く明るい室内を演出します。
ガラスルーフに採用された「Solarbay」不透明ガラスサンルーフは、PDLC (ポリマー分散液晶) テクノロジーを使用して、オンデマンドでサンルーフを部分的に暗くすることが可能なため、ブラインドの必要はないといいます。またGoogleアシスタントを使った音声コマンドでもガラスルーフを「完全に透明」「完全に不透明」「全部が透明で後部が不透明」「その逆」から選ぶことができます。
リアシートは16cm以上の前後スライドが可能で、通常時は後席に221mmのヒザ下スペースを確保しながら492リッターの荷室容量となっています。また後席に大人が乗っていないときには前方にスライドさせることで荷室容量を624リッターにまで拡大。さらに後席を折りたたむと1582リッターとなります。
また電動テールゲートも用意。ドライバーはダッシュボードにあるボタンで開閉が可能です。さらにリモコンでの開閉や、リアバンパーのセンサーに足を出し入れすることでの開閉も可能となっています。
※ ※ ※
欧州市場では2024年7月より予約注文が開始される予定です。なお、新型シンビオズの日本への導入予定など詳細は未定です。
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