もくじ
ー 積算1万4180km らしくない問題点も
ー 積算1万5229km 撮影機材も収まるトランク
ー 中型スーツケース2つを詰め込める これ以上ない実用性
ー スポーツカーとしては負けても、魅力的な存在
ー テスト車について
ー テストの記録
長期テスト アウディTT RS(6) TT Sでもよいのでは、と思えてきた
積算1万4180km らしくない問題点も
わたしがTT RSの乗る時間はあまり残されていない。らしくない問題点についても述べておこう。
ひとつ目はエグゾーストについて。ジェントルにしつけられているものの、スタート時には不快なノイズが目立つ(少なくともわたしはエグゾーストの問題だと考えている。すぐに収まるからだ)。
ふたつ目はバーチャル・コクピットのスイッチについて。ほのかに光るポップアップ式のスイッチなのだが、作動しなくなってしまった。
積算1万5229km 撮影機材も収まるトランク
アウディTTは以前にも、AUTOCAR編集部のフォトグラファーがテストしたことがあった。それほど前のことではない。スタン・パピアーがテストしたのはニック・キャケットが所有していたモデルで、現在のRSほど速く高価ではなかったが、日頃の操作が楽なDSGギアボックスを搭載していた点は共通だ。
彼はわたし同様、日頃から撮影機材一式を持ち運ばなければいけないにもかかわらず、TTのことを気に入っていた。これは正直想定外だった。TTはポルシェ・ケイマンと同じくらい、職業カメラマンには不向きなはずなのに。
中型スーツケース2つを詰め込める これ以上ない実用性
だが、必要に迫られて使うこと数日。トランクルームがまるでしつらえたように、3台のグループテストに必要な機材一式を詰め込むのにちょうど良いことが判明した。スタンが気に入っていたことを思えば、意外でもなかったのかもしれないが。
結局、細々した道具に関しては中型スーツケース2つに詰め込むことにした。大人ふたりの荷物と言えば、実用的なクーペに求める収納力そのものだろう。
そしてこれは、ブーツや三脚バッグ、予備の衣服、リュックサック、洗車用具など、わたしに必要な道具を運ぶのにも必要だ。これらがすべて、浅いトランクルームに収まってしまう。
しかも、TTのトランクフロアの高さは絶妙だ。腰をかがめなければならないほど低いわけでもなく、奥の道具に必死に手を伸ばさなければならないほど高くもない。大きなハッチバックスタイルのトランクリッドも利便性に一役買っている。
最近のスポーツカーは実用性も重視されるようになってきている。ケイマン、今回グループテストを行ったGTSモデルでさえ例外ではない。ボンネット下には想像以上のスペースがあり、現行モデルは控えめながら、リアにも収納スペースがある。とは言え、大荷物となると前後ふたつに分けなければならないし、たいていは助手席も使う羽目になる。
参加したもう1台はロータス・エキシージだが、このクルマのトランクルームは雀の涙だ。
スポーツカーとしては負けても、魅力的な存在
走りの面では、ハンドリングからしてこの2台には負ける。後輪駆動相手では走りの楽しさでどうしても遅れをとってしまうのだ。
では、この2台に乗る同僚にジェラシーを感じるだろうか。答えはノーだ。ポルシェはダウンサイジングでシリンダー2本をなくし、あるべき姿ではなくなっているし(しかも、GTSモデルですらTT RSに搭載されている直5のメカニカルノイズほど興奮を覚えなかった)、エキシージはロータスらしく、高速道路ですら気が抜けない。
わたしは十分な広さのあるトランクルームに道具を積み込んで、快適なレザーシートに身を預け、最も完成度が高いナビシステムの目的地に自宅を設定すると、おそらく世界一コストパフォーマンスの高いエンジンとギアボックスで帰路につくことにしよう。
スポーツカー対決では最下位だとしても、このクルマの完成度に疑問の余地はない。
好きなトコロ
予備のリアシート
リアシートについて述べただろうか。とても良いとは言わないが、緊急用には十分実用的だ。
嫌いなトコロ
USBソケットの配置
USBソケットが少々使いづらい位置にある。使っているうちに慣れはしたが。
テスト車について
テスト車について
モデル名:アウディTT RSクーペ
新車価格:5万615ポンド(789万円)
テスト車の価格:6万1080ポンド(952万円)
テストの記録
燃費:11.2km/ℓ
故障:無し
出費:無し
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