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アストンマーティン創立110周年を記念したスペシャルエディション「Valour」発表!過去のモデルをオマージュした1台

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アストンマーティン創立110周年を記念したスペシャルエディション「Valour」発表!過去のモデルをオマージュした1台

 アストンマーティンは2023年7月11日、V12エンジンとマニュアル・トランスミッションを組み合わせた、創立110周年記念のスペシャル・エディション「Valour」を発表しました。

 この極めて特別な限定モデルは、フロントエンジン・スポーツカーの長い伝統を称えると同時に、純粋かつ直感的なドライビング体験を求めるドライバーのために開発されています。

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 アストンマーティン取締役会長のローレンス・ストロール氏は、このスリリングな新しいスペシャル・エディションについて次のように述べています。

「Valourは、アストンマーティンのドライビングに対する情熱と類まれな伝統を称えるクルマですが、それとともに、今日その存在感をますます高めているアストンマーティン・ブランドを象徴するクルマでもあります。Valourは、クラシックなキャラクターと現代的な雰囲気を融合することで生まれたモダンなアイコン・モデルであり、英国の名高い自動車ブランドの特徴となっているエキサイティングな走りとエクスクルーシブな本質を備えています。

 アストンマーティンが誇る世界最高レベルのデザインとエンジニアリング、そして優れた生産能力のショーケースでもあるValourは、なによりもドライバーを最優先するアストンマーティンのポジションを改めて世に知らしめるとともに、世界でもっともエキサイティングかつエクスクルーシブで、誰もが憧れるウルトラ・ラグジュアリーなハイパフォーマンスカーです」

 同ニューモデルは、真に感動的なドライビング体験を求める人々がターゲットとなっており、今という時代を再定義するパフォーマンスと刺激的な走りは、他のスポーツカーとは一線を画します。

 マニュアル・トランスミッションを備えた唯一のフロントエンジンレイアウトのV12スポーツカーで、その走りを純粋に追求したアプローチは、現代においてきわめてユニークな存在。かつてのスリリングな走りを追い求めた、黄金時代へのオマージュでもあります。

 そんな栄光の伝統を受け継いで開発されたValourは、オリジナルのV8 Vantageおよび1980年に登場したVantageベースのル・マン・レースカーであるRHAM/1「Muncher」にインスピレーションを得ており、アストンマーティンによる究極のスポーツカーの特徴となっている力強いデザインを全身で表現。その姿は、1990年代に世界でもっともパワフルな量産車として一世を風靡したツイン・スーパーチャージャー付きV600 Vantageを彷彿とさせます。

 生産台数は世界でわずか110台限定。その希少性により、すべてのアストンマーティン・モデルのなかで、もっとも価値の高いコレクターズ・アイテムの1台となることが期待されています。

 驚異的な715PS/753Nmのパワーを発生するツイン・ターボチャージャー付き5.2LV12エンジンと専用設計された6速マニュアル・トランスミッションが初めて組みわせられた同車は、そのスリリングなドライブ体験でドライバーを魅了し、史上最高のドライバーズカーとしての地位を揺るぎないものとするでしょう。

 アストンマーティン・ビークルパフォーマンス担当取締役のサイモン・ニュートン氏は、同車について次のように述べています。

「過去の象徴的なマッスルカーにインスピレーションを得て、私たちはValourに圧倒的なパワーとトルクを与えると同時に、最新のテクノロジーとエンジニアリングを採用することで、最高のパフォーマンスを引き出しながら楽しく走ることができる車を開発しました。

 ドライバー重視のキャラクターを実現する上で重要な役割を果たしたのが、V12エンジンとマニュアル・トランスミッションの組み合わせでした。これは私たちのユニークな信念であり、結果として完成したクルマは極めて印象深いものとなりました。限界までプッシュできる究極のドライバーズカーとして、アナログかつクラシックであると同時にタイムレスでもある、本物のソウルを備えたスポーツカーがここに完成したのです」

 その計り知れないパフォーマンスと強烈なドライビング特性は、Valourの力強いスタンスと高度に洗練されたボディ形状により、明確に表現されています。

 フル・カーボンファイバー製のボディワークは、アストンマーティンの現代的なデザイン言語と、1970年代の象徴的なV8 Vantageのデザインからヒントを得たエレメントを融合。

 その結果、どの角度から見ても大胆でユニークなデザインが完成しています。

 アストンマーティン・デザイン担当取締役のマイルス・ナーンバーガー氏は、次のように述べています。

「アストンマーティンのデザインは常に進歩的ですが、今回のように、創立110周年を記念するモデルという重要なマイルストーンを作ることに際して、私たちは過去のモデルに敬意を表するデザインを採用しました。その結果として誕生したのがValourです。このモデルでは伝統的で獰猛なスタイルを、2023年のレンズを通して現代的に再解釈しています。現在アストンマーティンが量産しているモデルを特徴付ける彫刻的な造形から、かつてのノミでえぐり出したようなシェイプに回帰するとともに、最新の力強いディテールや現代的な素材を取り入れました。

 そしてまた、このデザインに相応しいドライビングを体験できるようにすることにも、私たちは熱心に取り組みました。その量感溢れる姿態は、獰猛なパフォーマンスと715psをマニュアル・ギアボックスで操るアナログなスリルを余すところなく物語るいっぽうで、要所要所に最新のテクノロジーを用いることで現代的なマナーと傑出したドライビングダイナミクスを実現しています」

 Valourの生産は、2023年第3四半期にアストンマーティンのゲイドン本社で開始され、最初の納車は2023年第4四半期に開始される予定です。

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みんなのコメント

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  • 恐らくは数年前に発表されたワンオフモデル「Victor」を量産化(とは言え超限定)に向けにデチューンしたモデルではないでしょうか。価格もヴィクターは8億とも言われてましたが、恐らくそれよりはかなりお求めやすくなるでしょう(汗)
  • アストンはイアン・カルム氏のDB7が最高傑作だと未だに思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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