今大会最長SSでトップタイム記録
三菱が技術支援する「チーム三菱ラリーアート」は、2022年11月21日に開幕したアジアクロスカントリーラリー(AXCR)の2022年大会に「トライトン」(T1仕様=改造クロスカントリー車両)の3台体制で参戦している。
【画像】トップタイムで総合首位に【チーム三菱ラリーアート】 全53枚
同チームは大会初日となる21日、タイ北東部ブリラムでスペシャルステージ(SS)を走行した後にセレモニアルスタートをおこない、22日からはタイ国内の本格的なステージに臨み、26日にカンボジア北西部のシェムリアップのゴールを目指す。
119号車を駆るサクチャイ・ハーントラクーン(タイ)は初日のSS1の後に体調不良を訴え、新型コロナコロナウイルスの検査結果で陽性となり、今大会をリタイヤすることとなった。
他のスタッフは検査で陰性を確認しており、LEG1からは引き続き感染防止対策を徹底のうえ、105号車のチャヤポン・ヨーター(タイ)、118号車のリファット・サンガー(インドネシア)の2台の「トライトン」で戦うことに。
アジアクロスカントリーラリーの2日目はブリラムを起点としてレグ1がおこなわれた。
ラフロードに空いた無数の穴と深いわだち、そしてタイトなコーナーが待ち受ける。
今大会最長の200kmを超えるSSが用意されるレグ1(SS2)はターマック(舗装路)も長くあれば、クロスカントリーラリーらしいラフロードで、テクニカルなセクションとハイスピードのセクションが入り交じるなど、オールラウンドでの性能が試される場となった。
チーム三菱ラリーアートのチャヤポン(タイ)は、コースを見事にこなし、今大会最長のSSでトップタイムを記録。総合首位に浮上した。
また、リファットは粘りの走りでSS総合8位につけた。
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