■BEVは3倍 メルセデスの新車販売の15%が電動モデルに
独メルセデス・ベンツは2022年4月7日、2022年第1四半期(2022年1月から3月)の世界販売台数を発表しました。
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世界的な半導体の供給不足や、なお続く新型コロナウイルス感染拡大による規制が影響し、メルセデス・ベンツ全体の世界販売台数は50万1600台(前年同期比15%減)、メルセデス・ベンツ乗用車部門は49万5200台(同15%減)と厳しい状況になりました。
乗用車部門を市場別に見てみると、欧州市場が15万1000台(同14%減)、うちドイツ市場は5万600台(同7%減)、アジア市場は24万9000台(同12%減)、うち中国市場は19万2700台(14%減)、北米市場は7万700台(同20%減)、その他の市場は2万4500台(同30%減)と、全体的に落ち込んでいることがわかります。
そんななか、数字を伸ばしているモデルもあります。
最高級モデルが好調で、メルセデス-マイバッハは同161%増で過去最高を更新、そして「Sクラス」は同67%増を記録。そのほかメルセデスAMGの各モデルや「Gクラス」、「GLS」「EQS」の販売も増えたため、7万6200台(同1%増)となったといいます。
ブランドの電動化は引き続き加速しています。「EQA」「EQS」「EQC」が牽引役となり、バッテリーEV(BEV)であるEQシリーズの販売は3倍以上の2万1900台(同210%増)と好調でした。
またプラグインハイブリッド車(PHEV)も4万5900台(同8%増)を販売、過去最高を記録しました。BEVとPHEVを合わせた電動モデルは、現在メルセデスの新車販売の15%に相当するシェアを得ているといいます。
メルセデスの電動モデルは欧州の電動モデル市場の33%を占め、英国では新車販売の5台に1台がBEVになっています。
メルセデス・ベンツグループAGの取締役会メンバーで、メルセデス・ベンツのマーケティングおよびセールスを担当するブリッタ・ゼーガー氏は「第1四半期は厳しい状況でしたが、BEVや最高級車セグメントでは素晴らしい結果を残すことができました。ユーザーが当社のEVとPHEVを望んでいることを証明しています。また2022年4月19日に発表する新型『EQS SUV』で、さらにEVシフトを加速していきます」とコメントしています。
※ ※ ※
メルセデス・ベンツの乗用車のベストセラーモデルは「GLC」で、2022年第1四半期では10万400台が販売されました。2022年6月には新型GLCが世界初公開される予定です。
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みんなのコメント
ポルシェのタイカンみたいなスポーティさがないね。
ぱっと見大きなプリウスみたい。
せっかくサッシュレスドアなのにセダンっぽいし。
ベンツはハッチバックのクーペスタイル向いてないな。
そりゃー中国の影響を受けるわけだ。