もくじ
ー テクノロジーとクラフツマンシップの境界をさらに拡大
ー デザインの急進的な変革を予定
ー フライングスパー、独自性の強いデザインに
ベントレー・フライングスパーの中古車 英国では300万円以下 維持費やメンテは
テクノロジーとクラフツマンシップの境界をさらに拡大
ベントレーは今年後半の発表に向け、新型フライングスパーを開発中だ。そのインテリアの一部が先行公開された。
メルセデス-マイバッハS600のライバルとなる新型フライングスパーのインテリアが、初めて公開。とはいえ、すべてが明らかになったわけではなく、今回公開されたのはフロントドア内張の装飾デザインだ。ベントレーによれば、これは世界初の立体テクスチャ・レザーを使った内装であるという。
ベントレーは新型フライングスパーについて、次のように記述している。
「ゼロから開発されたことにより、テクノロジーとクラフツマンシップの境界をさらに拡大することができました。セグメントを特徴づけるパフォーマンスと洗練を提供します」
デザインの急進的な変革を予定
コンチネンタル・シリーズが複雑さを増す一方で、ベントレーはデザインにおける次のステップへ力を注ぐことになるようだ。さらにフレッシュでモダンに、急進的な変化を遂げることになるだろうと、同社は明言している。7月に創立100周年を祝って公開されるコンセプトカーでは、その大きく変化するデザインの方向性が見られるはずだ。
ベントレーでは、昨年ジャガー・ランドローバーから移籍してきたエイドリアン・ホールマークの指揮下で、次の数年に向けた広範囲なモデル戦略が最終段階を迎えつつある。この計画では、スポーツカーよりもグランドツアラーやSUVに集中するとされている。
フライングスパーの見た目はどのようになるのだろうか?
フライングスパー、独自性の強いデザインに
この高級サルーンは、ロールス・ロイス・ゴーストやマイバッハに対するベントレーからの返答だ。これまで同様、コンチネンタルGTをベースにした4ドア・モデルと認識されており、内部は多くを共有するはずだが、新型フライングスパーではさらに独自性の強まったデザインになると予想される。独立したモデルとして注目を浴びるためだ。
ボンネットとエンブレムが映っていたティーザー・ビデオで示唆されているように、スタイリングはコンチネンタルGTのテーマを受け継ぐものの、ボディの面は独自性が強まり、スウェージラインはよりシャープになっている。
現行型のコンチネンタルGTは昨年初めに発表された。最近はV8エンジン搭載モデルやコンバーチブルのGTCも追加されている。
新型フライングスパーでは、発売当初からベントレーのW12とV8エンジンが用意される見込み。V6ガソリン・エンジンをベースにしたプラグインハイブリッドも設定されるはずだ。ハイブリッドは特に中国における販売の重要な鍵となる。ラインナップの頂点には、やがて高性能モデルのスピードも追加されるだろう。その高出力エンジンは、コンチネンタルGTやGTCにも搭載されることになる。
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