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マツダらしさ溢れるPHEV「CX-60」の個性と魅力をチェック!

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マツダらしさ溢れるPHEV「CX-60」の個性と魅力をチェック!

車種別・最新情報 [2023.05.30 UP]


マツダらしさ溢れるPHEV「CX-60」の個性と魅力をチェック!
トヨタだけじゃないぞ

ブランド別・国産現役PHEVの魅力まとめ~レクサス/ミツビシ/マツダ~


実力派勢揃い! 国産PHEV大研究
プリウス、RAV4、ハリアーと、充実のPHEVラインナップを誇るトヨタ。そのトヨタ以外の国産車に目を向けると、同じPHEVでもそれぞれの個性があることがわかる。

●文:川島茂夫


MAZDA CX-60[PHEV]

内燃機関へのマツダのこだわりを感じられる

●価格:539万~626万4500円
【WLTCモードハイブリッド燃費】14.6km/ℓ
【WLTCモード等価EVレンジ】75km
【走行用モーター出力】175PS


乗り味&実用性CHECK!
EVらしさを追わず
良質なガソリン車的だ
「人馬一体」に象徴される操る楽しさと手応えはPHEVにもそのまま当てはまる。搭載モーターのパワースペックは決して低くはなく、急速充電にも対応しているが、ハイブリッド系としては電動感をあまり強く主張していない。もちろん即応性や精度感の高いコントロール性は備わっているが、EV走行中も良質なICEVのようなドライバビリティを示す。

 高負荷加速では蓄電量に余裕があってもHV制御に移行。モーターとエンジンの負担割合は状況によるのだが、ドライバビリティの変化はなく、一定のコントロール感覚が維持される。もちろん、HV走行時のエンジン回転数はミッションによって管理されるのでエンジンと速度の一致感、変速のメリハリはICEVと同等だ。

 全開加速ではかなりパワフル。動力性能の高さが見所のひとつだが、ドライブフィールの磨き込みでエンジン搭載ならではのファントゥドライブを維持もしくは向上させたような印象も濃い。EV走行時よりHV走行時のほうが心地よく、操る手応えもある。そのせいかHV走行時のモード燃費が低めなのが気になるが、PHEVになってもマツダの掲げる走りへのこだわりを実感できる。


プロフィール&主要諸元
 新開発のFRプラットフォームを採用するマツダのラージ商品群第一弾。同社初のPHEVのほか、2.5ℓ直4ガソリン、3.3ℓ直6ディーゼルと同Mハイブリッドがラインナップ。直6エンジンが縦置きで収まるロングノーズが特徴的な、都会的なクーペSUVだ。

■主要諸元(PHEV Sパッケージ)
●全長×全幅×全高(mm):4740×1890×1685 ●ホイールベース(mm):2870 ●車両重量(kg):2040 ●パワーユニット:2488cc 直4直噴(188PS/25.5kg・m)+モーター(129kW/270N・m) ●トランスミッション:8速AT ●標準タイヤサイズ:235/60R18


他社のPHEVが電気モーターの特性を最大限に活かす方向性なのに対し、マツダはエンジンが中心。それでいて急速充電にも対応して使い勝手を高めているのもポイント。

《CX-60バリエーション》パワートレーンは4タイプ

SKYACTIV-G2.5
【WLTCモード燃費】13.1~14.2km/ℓ
【エンジン出力】188PS

高圧縮比をはじめとする技術革新を盛り込んだスカイアクティブエンジン。豊富なトルクを発生できるのが強みのひとつ。


SKYACTIV-D3.3
【WLTCモード燃費】18.3~19.6km/ℓ
【エンジン出力】231PS

新開発の直6直噴ディーゼルターボを縦置きで搭載。ディーゼルとしては低い圧縮比から51.0kg・mの大トルクを生む。


e-SKYACTIV-D3.3
【WLTCモード燃費】21.0~21.1km/ℓ
【モーター出力】16.3PS

自慢のクリーンディーゼルを48Vマイルドハイブリッド化。エンジンは254PS/56.1kg・mと強力で、モーターのトルクは15.6kg・mだ。

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みんなのコメント

52件
  • 大風呂敷広げて売り出したものが期待値を大幅に下回る仕上がり。いかにもマツダらしさに溢れている。
  • 内臓がドキドキする車だよね!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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