国内導入7ブランドの合計で、対前年比46%プラスを達成
2020年7月に合併を発表し、正式な合併から半年が経過したStellantis(ステランティス)。グループPSAとフィアット・クライスラー・オートモービルズが合併して誕生した多国籍自動車メーカーには、現在世界中で14のブランドが存在しているが、日本国内にはその主力を担う7つのブランド(プジョー、ジープ、シトロエン、フィアット、アバルト、アルファロメオ、DSオートモビル)が正規輸入されている。
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今回、そのステランティスが国内導入している7ブランドの合計販売台数が、約半年で2万4505台(2021年度上半期分)を達成したことが発表された。この販売実績は、対前年比46%プラスの成長に相当するもので、輸入車市場全体の伸びである20%を大幅に上回っている。なお、2021年上半期の輸入車市場でのシェアは18%を獲得した計算だ。
販売台数増が際立つ、ジープとシトロエンの躍進を実感
ステランティスの分析では、この好調を支えているのは、安全安心な移動手段として自家用車を求めるユーザーが増えていることを挙げており、その中で個性派と呼ばれるモデルがラインナップされるステランティスの各ブランドが高く評価されているからという。
中でも上半期の販売記録を更新したジープとシトロエンは際立った存在で、ジープはこれまで過去最高だった2019年上半期実績を1223台、シトロエンは昨年実績を1478台ほど上回っているとのこと。ステランティスによる、2021年度上半期実績の詳細と分析については以下のとおり。
・プジョー
受賞歴のある208/e-208、2008/e-2008の販売が引き続き好調で、3008 GT HYBRID4も好調。
・ジープ
アウトドアに対する消費者の関心が高まる快適な季節に、ラングラーとレネゲードが継続的に販売を伸ばし、上半期の6ヵ月中4ヵ月で月間最高記録を更新。
・シトロエン
ベルランゴの2020年4月の発売開始以来の勢いが続いており、ブランド認知と拡販を実現。
・フィアット
上半期で2回、月間最高販売台数を更新するなど、ロングセラーであるフィアット 500が新規需要も代替需要も好調で、第2四半期として過去最高を更新。
・アバルト
595シリーズが上半期の対前年比で5%増と好調。
・アルファロメオ
装備充実のジュリアとステルヴィオが高い支持を得ており、対前年比68%の高成長。
・DS
新電動化フラッグシップであるDS 7 CROSSBACK E-TENSE 4×4の発表により、来場者数と受注が増加。
2021年下半期はさらなる販売台数増を期待
日本においてステランティスを率いるポンタス・へグストロム氏は、上半期の好業績について次のようなコメントを述べている。
「2万4505台という数字は、2020年通年の販売実績の60%となります。通常、我々は上半期よりも下半期の方が販売台数は多いので、年間台数の更新にも期待が持てます。特に本年下半期には、先ごろ刷新したミドルサイズSUV、ジープ コンパスの出荷が本格化するので、台数のベースアップを大いに期待しています」
「プジョーも新ブランドアイデンティティとともに刷新されたラインナップをお披露目する大規模展示イベントを日本の主要都市で開催する予定で、新規顧客の獲得がさらに加速する見込みです。ステランティスの全ブランドは成長軌道を継続し、今後も市場を大幅に上回る成長を続けていくと確信しています」
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