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「チューンドが岡山国際サーキットを埋め尽くした日」超ヒートアップした“OS Nostargic 1day2019”をプレイバック!

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「チューンドが岡山国際サーキットを埋め尽くした日」超ヒートアップした“OS Nostargic 1day2019”をプレイバック!

200台を超えるチューンドが岡山国際に集結!

西日本最大級のチューニングカーイベントに急成長!

「キュートな女子レーシングドライバー達が最速を賭けてeスポーツでバトル!?」元有名アイドルやレースクイーンも参戦!

2019年12月15日(日)、岡山県岡山市の自動車パーツメーカーである「株式会社オーエス技研」主催のカーイベント「OS Nostargic 1day2019」が岡山国際サーキットで開催された。

OS Nostalgic 1dayは岡山国際サーキットCパドックを会場とし、新旧クルマ愛好家同士の交流を目的としたカーイベントとして2018年12月2日(日)に初開催。

2回目となる2019年は「GT-RとフェアレディZの生誕50周年」をテーマに、メモリアルイヤーの最後をオーナーやファンと一緒に祝うというコンセプトのもと、ALLフェアレディZ&スカイライン(含むR35GT-R)Meetingとして参加者を募集。結果、昨年を超える200台以上の参加車両が集結する大盛況! 来場客も3866人(公式発表)というからハンパではない。

また、今回は西日本最大級のチューニングカーの祭典である「TUNING FESTA」との併催となり、カーミーティングとして集うだけでなく、最速のチューンドカーが競い合う熱い走りも間近で体感できるようになっていた。2つの催しがクロスオーバーすることで相乗効果を生み、さらにクルマ趣味を満喫できる1度で2度楽しめるビッグイベントに進化したのだ。

当日は好天にも恵まれ、8時の入場時間を待ちきれない参加者が、朝早くから会場の駐車場に滑り込み、イベント開始1時間前の9時にはCパドックはスカイラインとフェアレディZでほぼ埋め尽くされた。

出展ブースも凄まじく、全国各地から26社のパーツメーカー&ショップが集結。パドック側のコースサイドには様々なカテゴリーのブースが軒を連ねたのだ。目指す出張店舗へまっすぐに足を運ぶ熱狂的なファンから、ウィンドウショッピングのようにブラブラと巡る人など、来場者が常に行き交う展示博覧会のような賑わいを見せていた。

RB&VQエンジンの父、元・日産自動車の石田宜之氏も登壇

午前10時、オーエス技研・取締役社長の何森行治の挨拶でイベントは幕を開けた。今年はスペシャルゲストとして、日産自動車でエンジン開発に従事し、1990年代の日産主力エンジンであるRBやVQの生みの親である石田宜之氏がゲストとして登場。

石田氏は現役当時には話せなかった開発の舞台裏からスカイライン&フェアレディZへの想いはもちろん、「エンジニアとして直6、V6のどちらが好きですか?」と言った少々意地悪な質問まで、ざっくばらんに回答。観覧者は普段聞くことができない赤裸々なトークに時に頷き、時には驚きの顔を浮かべながら熱心に耳を傾けていたのが印象的だった。

トークショーに続き、行われたのは「TC24&TC16エンジン・エキゾーストノート体験」だ。TCとはオーエス技研が独自に開発したツインカム・シリンダーヘッドを搭載したエンジンの名称で、当日は1980年に9台のみが生産されたオリジナル版と、2012年に蘇った復刻版を搭載した車両が7台が集結。エンジンの始動と同時に、来場者がドッと押し寄せ、7台のクルマのまわりをあっという間に取り囲んだ。幻のツインカムヘッドの奏でるサウンドはまさに岡崎正治前社長の魂の叫びであり、その力強い咆哮は来場者の方の脳裏に深く刻まれたはずだ。

最後はコースを埋め尽くすパレードランでフィナーレ

午後はファミリー走行と2本のスポーツ走行という体験型の催しからスタート。ファミリー走行は先導車の後に続いて、サーキットの雰囲気を楽しむ初心者向けで、ドライバーだけでなく定員までであれば同乗も可能だった。

一方のスポーツ走行は本格的にサーキットを走りたいオーナー向けだが、タイムを競うものではなく、思い思いのペースで楽しむ中級者対象といったところ。速さよりも、走る楽しさに触れてもらうのが目的なのだろう。

イベント終盤は、昨年好評だった「カーコンテスト」の結果発表。参加者全員が審査員で、会場に並ぶスカイラインとフェアレディZの中から、一番のお気に入りを用紙に記入し、投票数で1位~3位が決定。表彰式では岡山国際サーキット・サーキットクイーンの坂本七海さんと細野かりんさんが華を添えた。さらに出展各社の豪華賞品が手に入る抽選会、じゃんけん大会で参加者の気持ちは一気にヒートアップ。ステージ前は歓喜とため息が入り混じり、大いに盛り上がったのだ。

最後はGT-RとフェアレディZの生誕50周年に思いを馳せながら、岡山国際サーキットのレーシングコースをパレードラン。約200台のスカイラインとフェアレディZがコースを埋め尽くす光景は圧巻の一言。祭りの締めくくりにふさわしい感動のフィナーレだった。

サーキットイベントと言えば東日本中心というイメージはあるが、クルマを愛する気持ちに西も東も関係ない。閉会式で何森社長から飛び出した「来年も開催します!」というサプライズは、サーキットイベントを通じて、クルマで楽しむ文化を西日本で根付かせたい、そんな気持ちも込められているのだろう。その思いが受け継がれていく限り、OS Nostargic 1dayは来年もこの場所へ帰ってくる。

■開催概要
イベント名:OS Nostalgic 1day2019 in 岡山国際サーキット(併催TUNING FESTA)

開催日時:2019年12月15日(日) 10:00~16:00

会場:岡山国際サーキットCパドック(岡山県美作市滝宮1210)

主催:OS Nostalgic 1day in岡山国際サーキット実行委員会

後援:株式会社OS技研/株式会社岡山国際サーキット

■年度実績

イベント参加:213台/303人(2018年度149台/195人)

イベント集客人数:3866人(2018年度チューニングフェスタ2857人)

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