電気自動車メーカーのGLM(京都市左京区)と京セラは、スポーツタイプのEV「トミーカイラZZ(ジージー)」コンセプトカーを共同開発。2018年7月11日(水)から開催される「人とくるまのテクノロジー展2018名古屋」に出展することを発表した。中部地方では初公開となる。
GLMは、京都大学発の電気自動車(EV)メーカーで、同大学院2年だった現社長の小間裕康氏が、京大のベンチャー・ビジネス・ラボラトリーの「京都電気自動車プロジェクト」(2006年発足)を母体に2010年4月、EVの開発、販売を行う企業として設立。新興企業ながら自動車の量産化にゼロから成功し、2016年にはパリモーターショーで、EVスーパーカーのコンセプトカー(販売未定)を披露して、世界中の注目を集めた。
そのGLM初の車両が、スポーツカータイプの電気自動車、トミーカイラZZだ。最大の特長はわずか920kgと、軽自動車クラスの車両重量(車重)と、発進から3.9秒で時速100kmに到達できる圧倒的な加速性能だ。この国産として初となるスポーツカーEVの量産モデルは、2014年8月から販売(税抜800万円)された。
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このGLMと京セラという京都に拠点を置く企業2社による協業は、プラットフォーム事業で世界に打って出る当社と、ファインセラミック技術やカメラ、ディスプレーなど幅広い車載向け製品を世界規模でさらに拡大したい京セラのビジョンが一致したことから始まったもので、技術交流を重ねるなかで、京セラの技術を詰め込んだコンセプトカーの構想がスタートした。
今回、「人とくるまのテクノロジー展2018名古屋」に出展されるトミーカイラZZ コンセプトカーには自動運転や先進運転支援システム(ADAS)への活用も期待される京セラ独自のデバイスやシステム、素材を実装している。
サイドミラー・ルームミラーには、電子ミラーを装備。高感度の車載用カメラで撮影した車両後方の映像を車室内のモニターに映し出す。また、前後左右4台の魚眼レンズのカメラが撮影した車体周辺の映像を合成し表示するサラウンドビューカメラや、高精細液晶ディスプレーに内蔵したカメラで運転者の視線の動きを認識し、よそ見運転などを警告するDMS(ドライバーモニタリングシステム)など、ADASを見据えた計9台のカメラとそれと連動するシステムを実装。
その他、セラミック技術を応用した超薄型スピーカー(ピエゾスピーカー)や、電流で冷却・加熱の温度制御が可能な半導体素子(ペルチェ素子)を用いた温度調整装置(シート温調やエアコンに使用)、パネルを指でタッチした際に微細な振動で立体をクリックしたかのように伝える触覚伝達技術(HAPTIVITY)を搭載したセンターディスプレーや、装飾用に開発された人工オパールなど、計12種類の京セラの技術を組み入れている。
【搭載した12種の技術】外観は当社スポーツEVの「トミーカイラZZ」ながら、内装は京セラのデバイスに合わせて全て刷新。近未来感を演出するとともに、各デバイスが引き立つようにデザインされている。
(1)ルームeミラー(ディスプレイ) (2)サイドeミラー(ディスプレイ)
(3)10.25”CID(カメラ内蔵) (4)12.3”クラスター(カメラ内蔵) (5)ピエゾスピーカー
(6)ペルチェ式エアコン (7)ペルチェ式シート温調 (8)サイドeミラーカメラ
(9)ルームeミラーカメラ (10)サラウンドビューカメラ(前/後/左/右)
(11)シート素材用「京都オパール」 (12)ステアリング(エンブレム)加飾用「京都オパール」
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