インディカー・シリーズ第9戦がミッド・オハイオ・スポーツカーコースで行なわれ、アロー・マクラーレンのパトリシオ・オワードが優勝した。
このレースから、インディカーは従来の2.2リッターV6ツインターボエンジンに、最大60bhpを発生するハイブリッドシステムが組み合わされた。まさにインディカーの歴史に、新たな1ページが記されたレースとなった。
■インディカーのハイブリッド導入初戦、オワードは「効果は感じるけど、まだそれほど大きな差はない」
このインディカーのハイブリッドシステムは、ドライバーがブレーキングやアクセルオフ時に回生されたエネルギーを手動でブーストに使うことができ、既存のプッシュ・トゥ・パスと併用することでよりオーバーテイクを促進することができるというものだ。
予選ではポイントリーダーに立っているアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)が今季3度目のポールポジションを獲得。0.0024秒の僅差でオワードが2番手につけた。
フォーメーションラップでは、13番手からスタートする予定だったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)がコース上でストップ。過去6勝をマークしている得意のコースでスタートすらできなかった。
ディクソンのマシンが撤去され、グリーンフラッグが振られたのは3周目。パロウが順当に首位をキープし、オワードがそれを追った。
パロウはオワードとの差を広げ、6秒以上のリードを築く。1回目のルーティーンピット作業でもその位置関係は大きく変わらなかった。
しかしセカンドスティントはオワードが優勢。36周目の時点で5秒あった差をみるみる縮め、テール・トゥ・ノーズ状態まで肉薄。54周を終えたところで先に2度目のピットインをこなした。
パロウはライバルに対して1周ピットインを遅らせたが、トラフィックに捕まった上、ピット作業後の発進にも少し時間がかかり、コース復帰はオワードのすぐ後ろ。逆転を許してしまった。
最終スティントでパロウは姿勢を乱しながらも必死にオワードを追うが、オワードは冷静。ファイナルラップはトラフィックに前を塞がれながらも決定的な隙を見せずに逃げ切り、オワードが今季2勝目を挙げた。
トップ2から15秒以上離されての3位はチーム・ペンスキーのスコット・マクログリンとなっている。
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