2022年6月27日、DSオートモビルズはビッグマイナーチェンジしたDS7クロスバックを発表した。なお、本国で発表された内容によると、車名から「クロスバック」が外され、単に「DS7」となっている。
DSらしい、よりシャープでダイナミックなデザインに
2009年にシトロエンのサブブランドとして誕生し、2015年に独立したブランドとなったDSオートモビルズの、最初のオリジナルモデルが2017年に発表されたDS7クロスバックだった。今回のビッグマイナーチェンジで、車名は単に「DS7」となったが、クロスオーバーSUVテイストのスタイリングに変わりはない。
【長期レポート】PHEV&電気式4WDのDS7 クロスバック Eテンスを新規導入。装備充実のプレミアムSUVだ
エクステリアでは、前後のデザイン、とくにライトやフロントグリルまわりが大きく変わった。ヘッドライトにはDS ピクセル LEDビジョン 3.0が採用され、バンパーのDS ライトヴェール デイタイムランニングライトも組み合わされている。
フロントグリルとDSウイングは大型化され、また直線基調を強めている。LEDのテールライトはダークメタリック仕上げとなり、トランクリッドはシャープなラインとなった。テールランプの間に従来あった「CROSSBACK」のロゴは、「DS AUTOMOBILES」に変更されている。
ホイールも一新されて、19インチホイールは実際のサイズよりも大径に見せるデザインに、そして彫刻的なデザインの21インチホイールは「DS7 Eテンス 4×4 360」のみに設定される。ウインドーモールとルーフバーには、DS7のシルエットのダイナミズムを強調するために、グロスブラック塗装も用意されている。
現行型でもインテリアに定評のあったDS7(クロスバック)だが、新型ではより洗練されたものになっている。「オペラ」では、バサルトブラックとパールグレーの2色のナッパレザーを採用している。ナッパレザーのトリムにはドレープ効果のあるデザインがダッシュボードとドアパネルに追加された。縫い目や継ぎ目がなく、天然皮革の感触と外観を維持している。 DSライトヴェールのシグネチャーを彷彿とさせるラインをエンボス加工することで、質感をさらに高めている。腕時計のベルトを模したウオッチストラップ デザインのシートは、パールグレーでも採用された。
「リヴォリ」では、バサルトブラックのクラウディアレザーをインテリアに採用。「パフォーマンスライン」では、深みのある黒いアルカンターラ生地にゴールドとカーマインのステッチが特徴的だ。「バスティーユ」では、DSキャンバス仕上げで魚の皮にインスパイアされたバサルトブラックのインテリアとなっている。これらのインテリアにはすべて、パーソナライズ(カラーの変更)可能なアンビエントライトも採用されている。
3種類のプラグインハイブリッドなどを搭載
新しいDS7には、3種類のPHEV(プラグインハイブリッド・225/300/360hp)を含む、数種類のパワーユニットが設定されている。
DS7 Eテンス 225には、180hpのガソリンエンジンと110hpの電気モーター、8速ATを組み合わされて搭載する。駆動方式は前輪駆動だ。一方の「DS7 Eテンス 4×4 300」および「DS7 Eテンス 4×4 360」は、その名のとおり4WDとなる。200hpのガソリンエンジンと、前110hp/後120hpの電気モーターを備えている。360では、DSパフォーマンスによってスペシャルチューンが施されているという。
駆動用バッテリーの容量は14.2kWhで、WLTP混合サイクルで最大65kmのEV走行(モーターのみでの走行)が可能だ。充電時間は、7.4kWの充電器で約2時間としている。
ディーゼルエンジンを搭載した「130 ブルーHDi」や、ヨーロッパ以外では130/215/225hpのガソリンエンジンも設定される。
インフォテインメントシステムは最大の変更点のひとつ
新しいDS7では、音声認識による「DS アイリス」をインフォテインメントシステムに採用した。シームレスに反応し、返答する音声も自然なものだ。15インチの高解像度タッチスクリーンは再設計され、カーナビ、エアコン、オーディオ、ドライブインフォメーションなどを少ない階層で操作できる。このスクリーンには新しい高解像度デジタルカメラによる車両前後の画像を表示したり、Wi-Fi経由のミラー画面機能にアクセスすることもできる。
メーターパネルは新しい大型12インチのデジタルインストルメントパネルとなり、表示はさまざまに変更が可能で、パーソナライズも可能だ。プラグインハイブリッド車では、エネルギーフローなどの情報表示のグラフィックが変更されている。
新型DS7のほとんどはフランスのミュールーズで生産され、中国市場向けの車両のみ深セン工場で製造される。7月11日からフランス本国での予約が始まり、9月からショールームで展示される。
ここで紹介している内容は、すべてフランス本国仕様のもので、日本仕様に関してはまだアナウンスはない。より洗練された新型DS7の早い導入を期待したいものだ。
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みんなのコメント
まぁ内装センスは相変わらず良いが、、、、