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ペレスがポールポジション獲得! Q3は赤旗エンドで大本命フェルスタッペンは9番手。角田裕毅は厳しい17番手|F1マイアミGP予選

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ペレスがポールポジション獲得! Q3は赤旗エンドで大本命フェルスタッペンは9番手。角田裕毅は厳しい17番手|F1マイアミGP予選

 F1の2023年シーズン第5戦マイアミGPの予選が行なわれ、セルジオ・ペレス(レッドブル)がポールポジションを獲得した。

 2年目の開催となったマイアミGPは、グランプリ初日から晴れが続き、気温29度、路面温度48度、湿度56%というコンディションの中、予選セッションの時刻を迎えた。

■ストリートだけの男じゃない? ペレス、タイトル争いに向け「通常コースでも勝てる」と自信

 Q1最初のタイム計測でトップに立ったのは、1分28秒306を記録したペレス。ただ、これまでのフリー走行では1分27秒台も出ていることから、これらは赤旗や黄旗の可能性を考えての”バンカータイム”と言っていいだろう。

 今年のマイアミGP開催に向け、舞台となるマイアミ・インターナショナル・オートドロームは路面が再舗装されており、ソフトタイヤでも複数回のアタックでタイムアップが可能。Q2進出が比較的容易と考えられるドライバーはコース上でタイム計測を続け、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが1分27秒363までタイムを上げた。

 残り6分というところで、後方のドライバーを中心に2セット目の新品ソフトタイヤを投入。路面改善による効果は非常に大きく、ウイリアムズ勢やアルファタウリ勢、アルファロメオ勢も上位にポジションを上げた。

 それによりポジションを下げることになったメルセデス勢やアルピーヌ勢なども新品タイヤを投入。最終盤にタイム計測を行なった。

 その結果アルファタウリのニック・デ・フリーズが15番手で辛くもQ1通過。チームメイトの角田裕毅(17番手)を初めて予選リザルトで上回った。

 マクラーレンは初日に好調さを見せたものの、2日目は苦戦。Q1で2台が敗退となった。今年開幕から表彰台争いを繰り広げているアストンマーチンのランス・ストロールも、18番手でQ1ノックアウトと歯車が噛み合わなかった。なお、地元戦となる新人ローガン・サージェント(ウイリアムズ)は20番手となった。

 Q2の序盤では、ハース勢やメルセデス勢がユーズドタイヤを1セット目に選択。手持ちタイヤに余裕のあるレッドブル勢などは新品ソフトタイヤを投入した。

 まずはフェルスタッペンがQ1で自身が記録した最速タイムよりも0.2秒速い1分27秒110をマーク。続いてペレス、フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が1分27秒台に入れた。

 フェラーリ勢やアルピーヌ勢、デ・フリーズ、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)は、タイミングをずらしてタイム計測。フェラーリのカルロス・サインツJr.がフェルスタッペンに0.038秒差の2番手タイムを記録し、ルクレールとアルピーヌの2台がアロンソとヒュルケンベルグの間に割って入った。

 ルクレールは連続アタックを行ないトップタイムを塗り替えたものの、ユーズドタイヤで再びタイム計測を行なったフェルスタッペンが1分26秒814でトップを奪取した。

 3番手にアロンソ、サインツJr.が4番手、ペレスが5番手。Q2で新品のソフトタイヤ1セットのみを使ったバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)がアルピーヌ勢に割って7番手に入り、今季初めてQ3に進出。マグヌッセンも9番手に食い込んだ。

 一方でメルセデス勢はそれらを上回れず、ジョージ・ラッセルが10番手でギリギリQ3進出となった。ルイス・ハミルトンは13番手と、チームとして厳しい戦いを強いられた。

 アルボンは10番手のラッセルに対して0.052秒及ばず11番手、ヒュルケンベルグも最終アタックでミスがあったか12番手。周冠宇(アルファロメオ)が14番手、デ・フリーズは15番手でQ2敗退となった。

 迎えたQ3では、レッドブル勢とフェラーリ勢が1セット目から新品タイヤを投入。ボッタスがQ2に続き序盤はガレージに留まる中、その他のドライバーがユーズドタイヤでまず1回目のタイム計測に出た。

 ペレスがまず1分26秒841というタイムを記録し、アロンソ、サインツJr.、マグヌッセンという4名が上位に名を連ねた。一方でフェルスタッペンはターン7で大きく膨らんでしまいアタックを中断、ルクレールもターン17でのミスが響き7番手となった。

 残り4分というところで、最終アタックに向けて各車が新品タイヤでコースイン。ルクレールを先頭にタイム計測を行なった。

 しかしそのルクレールは、風の影響もあったかターン7でマシンのコントロールを失い、スピン状態でアウト側のウォールにヒット……赤旗が提示されたことで、続く9台はタイム計測を行なうことができずにQ3は終了となった。

 その結果、Q3最初のタイムシートから順位は変わらず。ペレスがポールポジションを獲得し、アロンソがフロントロウに並ぶこととなった。

 トップ4以下では、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)が5番手と好位置。ラッセルが6番手、クラッシュながらもルクレールが7番手、エステバン・オコン(アルピーヌ)が8番手となった。アルピーヌ勢が今週末速さを見せている印象である。

 フェルスタッペンはQ3最初のアタックでタイムを記録していなかったことが祟り9番手。最後のアタック一発に賭けていたボッタスもノータイムで10番手となった。

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