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新型メルセデス・ベンツEQB上陸──7人乗りSUVの新しい選択肢だ!

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新型メルセデス・ベンツEQB上陸──7人乗りSUVの新しい選択肢だ!

EQシリーズ第3段は3列シートSUVだ!

使い勝手のよいBEV

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7月14日、メルセデス・ベンツ日本は、新型「EQB」の日本仕様を発表した。

EQBは、7人乗り・3列シートのBEV(バッテリー式電気自動車)だ。ベースとなるのは内燃機関搭載モデルの「GLB」。ボディサイズは全長4685 mm、全幅1835mm、全高1705 mmながら、ホイールベースは2830mmに達する。このロングホイールベースを活かし、7人乗りを実現した。ただし、3列目シートに座って移動出来るのは“身長165cmまで”と、制限がある。

エクステリアは、フロント中央に設置されたスリーポインテッドスター付きのブラックパネルグリルや専用デザインのアルミホイール、LEDリアコンビネーションランプなどによって、GLBとの差別化を図る。インテリアは、エアコン吹き出し口まわりなどにローズゴールドなどをあしらう。

対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」は、「充電ステーションを探して」、「出発時刻を8時に設定して」など、電気自動車固有の機能にも対応。EQ専用の「Electric intelligence ナビゲーション」は、マップデータから得た勾配情報、充電ステーションの位置情報、車両の充電状況及び気温情報などを総合的に判断し、充電ポイントなども含めた最適なルートを案内する。

高いユーティリティも見逃せない。2列目シートは、60:40分割のスライド機能付きで、前後に140mm調整出来る。3列目シートに乗り込むときは、ワンタッチで2列目シートが前に倒れてかつスライドするので便利だ。3列目シートを使用しないときは、折り畳んでラゲッジルームフロアに格納出来る。モバイル端末充電用のUSB Type-Cポートは、2列目シートに1つ、3列目シートに2つ装備された。

搭載するモーター数は前輪駆動のEQB 250が1基、4WDのEQB 350 4MATICが前後2基。スペックは、前者が最高出力190ps(140kW)/最大トルクは385Nm、後者が最高出力292ps(215kW)/最大トルク520Nmとなる。

容量66.5kWhの高電圧バッテリーはリチウムイオン電池で、前後アクスル間のフロア部に設置。満充電時の航続可能距離はEQB 250が520km、EQB 350 4MATICが468kmを誇る。充電方式は、6.0kWまでの交流普通充電にくわえ、100kWまでの直流急速充電(CHAdeMO規格)にも対応した。

運転支援装備も充実しており、衝突被害軽減ブレーキやACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)などは全車標準だ。

価格はEQB 250が788万円で、EQB 350 4MATICが870万円。

文・稲垣邦康(GQ)

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みんなのコメント

3件
  • これ、結構安くてびっくり。
    これは売れるんじゃないですか?
    逆にこれが売れないなら、多人数向けEVは結構絶望的なのでは?
  • 価格はEQB 250が788万円で、EQB 350 4MATICが870万円。なあ。。
    これならアウトランダーPHEVからエンジン外して、アリアの91㎾hバッテリーを搭載してもらった方が安くて高性能だと思うけど。出してくれないかなあ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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