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クルマ好き女子は「中身」を重視! 個性的過ぎる最新キャンピングカー3選

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クルマ好き女子は「中身」を重視! 個性的過ぎる最新キャンピングカー3選

クルマ好き女子が最新キャンパー中からお気に入りの3台をチョイス

 2021年4月2日~4日の3日間、幕張メッセで開催されたジャパンキャンピングカーショー2021が大盛況でした。コロナ禍で、ソーシャルディスタンスを保ちながら楽しめるアクティビティとしてキャンプ人気が急激に高まっていますが、キャンピングカーは普通のキャンプと違い、テントを張る手間もなく、「家」のように快適に過ごせるのが魅力のひとつです。 会場には、家族連れやセカンドライフを楽しむシニア層まで世代を超えてたくさんの人で賑わっていました。近年では、大切な家族の一員でもあるペットと旅をしたいというユーザーが増えていることもあり、 さまざまなルールとマナーの遵守が求められますがペット同伴の入場がOKであることも来場者の増加につながっているのかもしれません。

いきなり「マジ仕様」は危険! 入門キャンピングカーは「バンコン」「軽キャン」がベストな理由

 もちろん、一番の魅力はビルダーさんが丹精込めて製作した最新のキャンピングカーの車内に乗り込んで居住性の良さなどを体験できること。 そして展示車を見て気に入ったら、その場で見積もりや注文することも可能で、なかにはすでに成約済みのプレートが掲げられたモデルもありました。そのなかで、クルマ好き女子(愛車はカスタムしたスバルWRX S4です♪)の私が、女の子目線でクルマ旅に出かけたいキャンピングカー3台をチェックしました!

アパレルブランドとコラボした「GMLVAN V-01JSF」

 まずは、GORDON MILLER MOTORS for journal standard Furniture(ゴードンミラー ジャーナルスタンダードファーニチャー)のGMLVAN V-01JSF(価格550~640万2000円※税抜)です。

 インテリアを見て、つい「オシャレ!」と声が漏れてしまいました。それもそのはずで、アパレルを展開するJOURNAL STANDARDが手がけるインテリア事業とのコラボモデルなんです。 自宅よりも居心地が良くて? インスタ映えしそうな空間に思わずうっとり。シートに用いられたチェック柄は80年代のアメリカ映画をイメージして作られたもので、付属のクッションもお揃いの柄です。カーテンはデニムを使用していて、コーディネートセンスの良さも抜群です。車内の天井やサイドに使用される木材は、家具に用いられるナチュラルウッドのオークを採用していて、木の温もりを感じられるような暖かい空間が演出されていました。 さらに標準装備のプロジェクタースクリーンをセットすれば、キャンプしながら映画館のような迫力ある映像が楽しめます(プロジェクターは自身での用意が必要)。スクリーンの大きさは何と! 50インチ。大自然のなかで過ごす贅沢なひとときが実現できるのは言うまでもありませんね。

ラギッドなスタイルと使い勝手が◎の軽トラキャンパー「ベビトラK・150」

 2台目は、ぱっと見ベース車がスズキ・キャリィとは気づかない「ベビトラK・150」です。フロントバンパー一体式スキッドプレートとボンネットグリルがラギッドで、男の子っぽいスタイリングは、4インチリフトアップした悪路も任せろと言わんばかりの頼もしいスタイルです。 荷台にDプロイBOXを積載していて、道具の載せ下ろしというキャンプで面倒くさい作業を楽ちんにしてくれます。このボックスにはスライド式キッチンや収納が数多く設けられていて、使い勝手が抜群です!

 キッチンの長さは最大で730mmもあるので、大きなクーラーボックスと食材などが置ける十分な広さを確保しています。ベース車のトラックのアオリも広げると調理テーブルや食事テーブルとしても使えるので、キッチンからの動線もスムーズでうれしいですね。 収納もいくつかに分かれているので、ポータブルトイレや生ゴミなどのどうしても臭いが気になる物を、他の物とセパレートして収納できるようにもなっています。もちろん、鍵付きなので防犯性にも優れていて、キャンプ道具をそのままボックス内に入れっぱなしにしておけば、家からの荷物の出し入れや片付け作業が格段にラクチンです。

 通常の軽トラとして使用する時は、着脱式ジャッキでDプロイBOXを下ろすこともできます。さらにジェームス・バロウドのSPACE Compactルーフテントが積まれているので、セミダブルベッドほどの広さの就寝スペースでは、大人ふたりがゆったり寝転がることができそうです。 それぞれの架装パーツは、2インチリフトアップコンプリート仕様/68万円~(税込※以下同)、4インチリフトアップコンプリート仕様/85万円~。またフロントバンパーやボンネットグリルなどのキット/16万2800万円。Dプロイボックス/74万8000円(専用ジャッキ 13万2000円)、スライド収納は1カ所/9万3500円となってます。ちなみにルーフトップの「ジェームス・バロウドSPACE Compact」テントは42万6800円です。

Kカーでも牽引できる可愛らしいトレーラーハウス「Rodeo mini」

 最後は、トレーラータイプのRodeo mini(ロデオミニ)です。シリーズ最小の13フィート(約4m)のコンパクトな可愛らしいモデルです。なかに入るとキッチン、トイレ、シャワー付きの立派なワンルーム。白を基調とした内装にウッド調の扉や引き出しがアメリカンテイストを感じさせるおしゃれな空間が広がります。身長156cmの私がキッチンに立つと、少し高めの調理台が腰が痛くならないちょうどいい高さでした。 コンロも2口あり、料理の幅も広がりそう。ダイネットスペースはゆったり座っての食事や団らんするのにも満足の居住空間。そして意外にも広いなと感じたのがトイレ&シャワールーム。トイレやシャワーは後片付けが少し大変なことから使わない人が多いと聞きますが、普通のお部屋として使用してしまえば、メイクも着替えもできるパウダールームに早変わりです。 また、牽引免許がいらない軽自動車でも引っ張れるサイズなので、キャンプデビューの人にもピッタリ。丸く可愛いシルエットは防水性と空力性能の両方を兼ね備えた形状で、素材もFRPで軽くて丈夫なのが特徴です。価格は、トイレ・シャワーが付くRodeo mini 13ft タイプII 【スタンダード】、320万円(税抜)【ラグジュアリー】349万円(税抜)となっています。 今回、たくさんのキャンピングカーのなかからこの3台をチョイスしました。アウトドアはあまり得意ではない私ですが、こんなクルマがあるなら気心の知れた仲間とキャンプに出かけてみたくなります。さあ、みなさんもいかがでしょうか!

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