メルセデスF1チームの代表であるトト・ウルフは、イギリスの化学系企業INEOS(イネオス)がチームを買収するとの報道を否定。しかしその一方で、INEOSのチームへの関与が、将来的に深まる可能性があることは認めた。
昨年12月、INEOSがメルセデスのパートナーになったことが発表された。これはINEOSが持つ自転車チームやセーリングチームに対して技術サポートを提供する、新しいサイエンス部門を連携するという枠組みだった。
■メルセデスF1に買収の噂。INEOSが950億円を用意との報道も、完全売却の可能性は低い?
そして今年の2月には、メルセデスとINEOSの関係が強化。INEOSはメルセデスの重要なスポンサーのひとつともなったのだ。
ジョーダンF1チームの創設者であり、現在はF1の評論家でもあるエディ・ジョーダンはトスカーナGPの週末に、次のステップはINEOSがメルセデスF1チームを買取り、チーム名を変更することだろうと指摘した。しかしこの推測について尋ねられたメルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、それについて否定する。
「小さなことを拾い集め、それを繋げて物語を作り上げることがあるのは、みなさんもご存知の通りだろう」
ウルフ代表はそう語った。
「我々はINEOSと素晴らしい関係を築いており、アメリカズカップやサイクリングチームなど、いくつかの先端技術のプロジェクトについて協力している」
「そしてこのパートナーシップは、とても称賛すべきものだ。我々は同じ野望を抱いている。だからこそINEOSは、我々のパートナーなのだ」
「しかし今回のことは、すべて単なる憶測だ。ダイムラーはF1チームの運営を諦めるつもりはない。INEOSはチームの過半数の株式を買収し、同社の名称にするということについては興味を持っていない」
「そして私には、チームの持ち株を手放す理由はないよ。だから、多くのモノが共に作りあげられている」
将来に向けては全てのことが明確になっているのか? ウルフ代表自身、そしてルイス・ハミルトンの将来に影響を及ぼしているのではないのか? そう尋ねられると、彼は次のように答えた。
「チームの将来は完全に明確だ。それは、メルセデスAMG ペトロナスF1チームのままだ。それを変えるつもりはない」
「そしてルイスについては幅広い議論がなされている。彼と私が話し合う時間を見つけられなかった理由、それは単純に、3連戦が3回連続で組まれていたからだ。今はただ向かい合って座り、契約をまとめあげるために努力するだけだ」
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