F1は、4月12日、アメリカのストリーミングサービス、Paramount+(パラマウントプラス)との間で、複数年にわたる公式パートナー契約を結んだことを発表した。2022年のコラボレーションが成功したことにより、パートナーシップを拡大した形だ。
F1は新たなファンエンゲージメントの機会を探求するなかで、今回の契約を結んだということで、今後、F1のファンゾーンに、パラマウントプラスのヒットシリーズや映画、キャラクターが登場することになる。さらに、サーキットの看板等にパラマウントプラスのブランドロゴが飾られるなど、プロモーションの機会が設けられることも決まり、対象となるサーキットとして、マイアミ、モントリオール、シュピールベルク、シルバーストン、モンツァ、鈴鹿、オースティン、メキシコシティ、サンパウロ、ラスベガスが挙げられた。
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現時点でパラマウントプラスは日本での配信は行っていない。
第3戦オーストラリアではすでにコース脇に、パラマウントプラスおよびキーファー・サザーランド主演のドラマ『Rabbit Hole』のロゴを示した看板が飾られていた。
F1のコマーシャル担当マネージングディレクターであるブランドン・スノーは、「このパートナーシップは、F1がこのスポーツを宣伝し、新しい観客層を呼び込むために新たな道を探求する持続的なコミットメントを体現するものである」と語った。
「パラマウントプラスとそのプラットフォーム上のコンテンツは非常に人気があり、F1と同様に近年急成長を遂げている。我々は共に、グローバルなプラットフォームとエンターテインメントにおける総合的な専門知識を活用し、ファンの体験をさらに向上させるとともに、F1とパラマウントプラスを新たなレベルに導いていく」
パラマウントプラスのエグゼクティブ・バイスプレジデントおよびインターナショナルゼネラルマネージャーであるマルコ・ノビリは、「パラマウントプラスは、世界中のオーディエンスへと到達するための新しく革新的な方法を模索し続けており、今回のF1とのパートナーシップが、我々のグローバルな成長をさらに後押しするものと確信している」と述べた。
「F1の公式パートナーになることは、世界中の何億ものファンのために、パラマウントプラスのブランドとすべてのキャラクターに命を吹き込むことにつながる。このグローバルな契約により、モータースポーツとエンターテインメントの世界が結びつき、グリッド内外において強力なストーリーテリングの機会が生まれるだろう」
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