欧州展開、着々と進行中
成長著しい中国の高級EVブランド、ニオ(NIO)は、ミドルサイズセダンのET5を英国で一般公開した。
【画像】新興EVブランドの主力中型セダン【ニオET5とステーションワゴンタイプのET5ツーリングを写真で見る】 全31枚
来年後半より英国に導入予定で、同時にニオ独自のシステムであるバッテリー交換ステーションも導入される。このステーションでは、約5分でフル充電したバッテリーに交換できる。
ニオはまた、中国、ノルウェー、ドイツに続いて、ロンドンにショールームのニオ・ハウスを建設する。
ニオは現在、ブランド・マネージャーやセールス・マネージャーなど、英国での立ち上げスタッフを募集している。英国全体で指揮を執るゼネラル・マネージャーは「3日前」に採用されたというが、その人物の名前はまだ公表されていない。
車両はリース専用となり、一定期間のリースか、あるいはいつでも車両を返却できる(1か月に通知が必要)柔軟なサブスクリプションから選択できる。このサブスクリプションは、吉利汽車傘下の中国ブランドLynk&Coが欧州市場で成功を収めた実績がある。
ニオは2014年に設立されたが、当初は中国での販売に限定していた。昨年よりノルウェーを筆頭に欧州進出が始まり、現地でバッテリー交換ステーションも建設された。その後、ドイツ、スウェーデン、オランダ、デンマークにも展開した。
ドイツでは10月に大型セダンのET7の納車が開始され、来年3月には大型SUVのEL7とセダンのET5が続く。価格はまだ公表されていない。
EL7は欧州独自のネーミングであり、アウディからの訴訟を受けて中国向けのES7から改名した。この訴訟の経緯は、ニオの「ES」のネーミング戦略が、アウディのS7やS8といった「S」モデルシリーズと似すぎているというものだった。
欧州市場向けのモデルは、すべて新しいNT2プラットフォームをベースとし、高度なソフトウェアとセンサーを組み合わせることで、特定の条件下で自動運転能力を発揮できるとニオは述べている。ドイツではメルセデス・ベンツEQSなどでレベル3に自動運転システムが販売されているが、ニオの同様のシステムの導入時期は明らかではない。
ニオは9月30日時点で25万台弱を販売しており、その大半は中国での成果だ。ノルウェーでの販売台数は約1000台だという。
ニオによると、バッテリー交換プラットフォームの供給について他社と協議中で、いくつかの自動車メーカー向けにプロトタイプを製作したこともあるという。
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みんなのコメント
ステーションでのバッテリー交換はガソリンスタンドでの給油の行程と同じようなもの。
つまり、ガソリンスタンドなみにステーションが配備されるかにかかっている。
まぁ現実ムリがあるよね。
どちらかと言えば駅前とかでレンタルされる電アシ自転車やキックボードに近い。
まぁムリよな…
噂だとしてもそんな事が言われている時点でアウトでしょ?