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新型「シボレー トラックス」はスタイリッシュに生まれ変わったクロスオーバーコンパクト。円高気味に換算しても300万円台って、コスパ高すぎ

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新型「シボレー トラックス」はスタイリッシュに生まれ変わったクロスオーバーコンパクト。円高気味に換算しても300万円台って、コスパ高すぎ

デザイン性能の革新が続くシボレーブランドから、またひときわスタイリッシュなコンパクトクロスオーバーモデルが誕生した。実用性、機能性も富んでいるうえに本国でのスタート価格はわずか21,495ドルから。エントリーモデルとして、日本人的にも興味津々の1台だ。

インパクト抜群の「ブレイザー顔」に生まれ変わったエントリーモデル
シボレー トラックス(CHEVROLET TRAX)は、2013年から北米ゼネラルモーターズが製造、販売しているクロスオーバーコンパクト。メキシコ生産で、車名が異なる兄弟車が世界各国で販売されている。全長4mほどで搭載エンジンは1.4Lからとなる、エントリークラスのモデルだ。

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そのフルモデルチェンジ版となる2024年モデルが、2022年10月12日発表されたのだけれど・・・変身ぶりが、ものすごい。従来型はコンパクトなボディにめいっぱいの室内空間を備え、どちらかと言えばずんぐりとしたフォルムが特徴だった。しかし新型は一気に、のびやかでシャープなデザインに生まれ変わっている。

全長4537×全幅1823×全高1560mm、ホイールベース2700mmのディメンションは、従来型に対して300mmほど長く、50mmほどワイド。そのうえ、全高は約100mmも低い。デザイン的にも、フロントの水平基調のラインがワイド感をいっそう強調するとともに、エッジの効いたショルダーラインがスポーティな印象を際立たせている。

シャープな目つきのLEDヘッドランプを配したフロントマスクも含めて、そのたたずまいには新型シボレー ブレイザーにも匹敵する先進性と迫力が満ち溢れている。

日本市場では、CH-Rやヴェゼルの良きライバルとなりそう
エクステリア同様、インテリアも先進的な雰囲気とともに開放感が漂う。ドライバーを包み込むようにラウンドしたインストルメントパネルなどは、近年のシェビーデザインのお作法に則ったものだ。インフォテインメントカラータッチスクリーンは最大で11インチの大型タイプ。正面には8インチのドライバーインフォメーションセンターを備えている。

自動緊急ブレーキ、フロント歩行者検知ブレーキ、車線逸脱警告による車線維持支援、前方衝突アラート、自動ハイビーム制御などの「シェビーセーフティアシスト」のほか、リアビジョンカメラも標準装備。ACC、リアクロストラフィックアラート、リアパークアシストなども設定されるなど、エントリ―クラスであっても安全への配慮に妥協はない。

搭載されるのは1.2Lの直3ターボエンジンのみ。最高出力137ps、最大トルクは219Nmを発生、6速ATとの組み合わせで、実用域での扱いやすさと優れた加速性を両立させている。全ラインナップがFFのみで、4輪駆動の設定は今のところない。割り切った設定だが、

現地での価格は、デスティネーションフィー(メーカーからディーラーまでのデリバリーフィー)を含めても、わずか21,495~24,995ドル。ドル安傾向の為替を換算しても、おおよそ300万円台半ばほどで収まる。洗練されたデザイン、充実した安全機能、装備群を考えると非常にコストパフォーマンスが優れている、と言っていいだろう。

このところのシボレーは、フルバッテリーEVラインナップの充実に合わせてブレイザーやエクイノックスなど革新的なクロスオーバーモデルが次々に登場しており、日本上陸が大いに期待される。トラックスが仮に日本市場に導入されたとするなら、存在感的にもサイズ感的にもトヨタCH-Rやホンダ ヴェゼルなどの強力なライバルとなりそうだ。

願わくばその頃には、ドル円相場も落ち着いていてくれると、そうとう嬉しいのだけれど。

■新型シボレー トラックス 主要諸元
●全長×全幅×全高:4537×1823×1560mm
●ホイールベース:2700mm
●エンジン:1.2L 直3 DOHCターボ
●最高出力:102kW(137hp)/5000rpm
●最大トルク:219Nm/2500rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:FF

[ アルバム : シボレー 新型トラックス はオリジナルサイトでご覧ください ]

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