現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 【MotoGP】グレシーニで楽しめなければ引退は言い過ぎ? マルケス、引退は考えずとも「もしそうなら、役割が変わったことを受け入れなくちゃね」

ここから本文です

【MotoGP】グレシーニで楽しめなければ引退は言い過ぎ? マルケス、引退は考えずとも「もしそうなら、役割が変わったことを受け入れなくちゃね」

掲載
【MotoGP】グレシーニで楽しめなければ引退は言い過ぎ? マルケス、引退は考えずとも「もしそうなら、役割が変わったことを受け入れなくちゃね」

 マルク・マルケスは今季限りでホンダを離れ、来季はドゥカティのサテライトチームであるグレシーニへと移籍する。弟のアレックス・マルケスはそこで再びレースを楽しめないようなら兄は引退すると語っていたが、これは少々言い過ぎだったようだ。

 マルケス・マルケスはグレシーニ加入にあたり、1年契約を結んでいる。彼は移籍発表後の取材で「楽しめないのであればバイクに乗る意味がない」と語り、それを確かめるための1年契約だったと説明していた。

■MotoGPは契約をもっと尊重したまえ! エスパルガロ「マルケスみたいに双方合意ならともかく、下位クラスの一方的な解雇は……」

 そして弟のアレックス・マルケスは兄の考えについてグレシーニで”楽しめない”ようであれば引退を選ぶことを考えていると語っていた。

「それは兄が話していたことだよ。次の1年間は、またこの世界を楽しめるかどうかを確かめるためのモノだとね」

「兄は僕に対して隠すようなことがなくて、『オーケー、楽しめないようなら辞める』なんて風に言っていたんだ」

「現時点では、そうなる可能性はある。兄はまたMotoGPを楽しめるのか、怪我のあとでも速く走れるのかを確かめたがっている」

「僕としては、何も疑ってはいないけどね。でも兄には兄の考えがある。僕が去年ホンダに乗っていて疑問を抱いていたから、そう考える理由もあるんだ」

「ただバレンシア(のテスト)で1日過ごせば、兄はとても楽しめるだろうし、頭の中にある疑問もすぐに消えていくだろうね。間違いない」

 ただ、アレックス・マルケスのこうした発言は少しリップサービスが含まれていたようだ。先日行なわれたオーストラリアGPでmotorsport.comの取材に応えたマルク・マルケスは、弟の発言内容について訊かれた際、次のように答えている。

「僕がやろうとしている変化は、再び楽しむことにある。もしそれが達成できないというなら、引退するわけではないけど色々なことを理解するだろう」

「もしそうなら自分の役割が変わったことを受け入れなければならない。でも引退が頭をよぎることはないよ」

 なおマルク・マルケスは以前のチームメイト、ホルヘ・ロレンソが現役引退を発表した際、表彰台の頂点に立てなくなったと感じたタイミングでの引退決断に敬意を表すると語っていた。

 マルク・マルケスは来年のグレシーニ移籍後、ドゥカティのマシンで即座にチャンピオン争いに加わって来るだろうという見方もある。彼が来季限りで”立ち位置”を変えるのかどうか……シーズン終了後のバレンシアテストでのドゥカティのバイクに初めて乗ったタイミングで、その一端が明らかになってくるだろう。

こんな記事も読まれています

F1デビューで環境激変。一躍有名人となったコラピント、SNSから距離を置く「アレは有害だから……」
F1デビューで環境激変。一躍有名人となったコラピント、SNSから距離を置く「アレは有害だから……」
motorsport.com 日本版
6000万円超え! いすゞ新型「超スゴい“精悍”モデル」登場! 70人乗りで画期的な「段差ゼロ」&340馬力の“静音ユニット”搭載! 新型「エルガEV」がラインオフ
6000万円超え! いすゞ新型「超スゴい“精悍”モデル」登場! 70人乗りで画期的な「段差ゼロ」&340馬力の“静音ユニット”搭載! 新型「エルガEV」がラインオフ
くるまのニュース
まさかの復活! JR武蔵野線に沿う深夜急行バス 東武「ミッドナイトアロー」12月の金曜日から
まさかの復活! JR武蔵野線に沿う深夜急行バス 東武「ミッドナイトアロー」12月の金曜日から
乗りものニュース
さすがフランスの燃料メーカー! トタルのバイオ燃料は「ワイン製造の絞りカス」から作られていた
さすがフランスの燃料メーカー! トタルのバイオ燃料は「ワイン製造の絞りカス」から作られていた
WEB CARTOP
“世界最古のバイクメーカー”発「ヴィンテージ感のあるレトロバイク」が2025年モデルへ進化! 最新の「クラシック350」は快適な先進機能が充実
“世界最古のバイクメーカー”発「ヴィンテージ感のあるレトロバイク」が2025年モデルへ進化! 最新の「クラシック350」は快適な先進機能が充実
VAGUE
日産『リーフ』次期型はAWDクロスオーバーに進化! 初のデュアルモーター搭載も
日産『リーフ』次期型はAWDクロスオーバーに進化! 初のデュアルモーター搭載も
レスポンス
セルジオ・ペレス、F1引退後の”インディカー参戦”には興味なし「怪我などせずにキャリアを終えたい」
セルジオ・ペレス、F1引退後の”インディカー参戦”には興味なし「怪我などせずにキャリアを終えたい」
motorsport.com 日本版
高すぎる「クルマの税金」が大変化? 「二重課税」や「ガソリン税」解消なるか! もはや“旧すぎる”「複雑な自動車税制」現状の課題は? 電動化の今こそ「変わるチャンス」か
高すぎる「クルマの税金」が大変化? 「二重課税」や「ガソリン税」解消なるか! もはや“旧すぎる”「複雑な自動車税制」現状の課題は? 電動化の今こそ「変わるチャンス」か
くるまのニュース
全長4mに「FR」採用! トヨタの「“6速MT”スポーツカー」が凄い! “4人乗り”で実用的な「小型クーペ」にクルマ好きから反響殺到! 市販化待望の「S-FR」とは
全長4mに「FR」採用! トヨタの「“6速MT”スポーツカー」が凄い! “4人乗り”で実用的な「小型クーペ」にクルマ好きから反響殺到! 市販化待望の「S-FR」とは
くるまのニュース
いよいよ始動 首都高の「老朽海底トンネル」造り替え 使われていない“裏ルート”が本線に生まれかわる!? 都市計画素案が公表
いよいよ始動 首都高の「老朽海底トンネル」造り替え 使われていない“裏ルート”が本線に生まれかわる!? 都市計画素案が公表
乗りものニュース
新規参戦キャデラックF1、ドライバーに米国人コルトン・ハータを起用? 有力候補と取締役のマリオ・アンドレッティ認める
新規参戦キャデラックF1、ドライバーに米国人コルトン・ハータを起用? 有力候補と取締役のマリオ・アンドレッティ認める
motorsport.com 日本版
成長する私の軌跡! 2度目の参加で見えてきたライディングスクールの必要性と重要性
成長する私の軌跡! 2度目の参加で見えてきたライディングスクールの必要性と重要性
バイクのニュース
“SUV”なんて言葉は似合わない! どんな悪路も走破可能 なのに室内には高級感が漂う「ラグジュアリーなクロカン車」3選
“SUV”なんて言葉は似合わない! どんな悪路も走破可能 なのに室内には高級感が漂う「ラグジュアリーなクロカン車」3選
VAGUE
V12エンジン復活!! 最高速345km/hの大排気量5.2L! 年間生産台数たったの1000台のみ[ヴァンキッシュ]登場
V12エンジン復活!! 最高速345km/hの大排気量5.2L! 年間生産台数たったの1000台のみ[ヴァンキッシュ]登場
ベストカーWeb
刺激的な純内燃エンジンの4L V8ツインターボはいまや希少!「メルセデスAMG GT」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】
刺激的な純内燃エンジンの4L V8ツインターボはいまや希少!「メルセデスAMG GT」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】
LE VOLANT CARSMEET WEB
【ROYAL ENFIELD】の新型「BEAR 650」を案内!“ヤンチャな走り”対応の60年代風スクランブラーなのだ  
【ROYAL ENFIELD】の新型「BEAR 650」を案内!“ヤンチャな走り”対応の60年代風スクランブラーなのだ  
モーサイ
角田裕毅、コンストラクターズランキング6位奪取に向け超重要なカタールへ「今回もまた、力強いレースができるはず」
角田裕毅、コンストラクターズランキング6位奪取に向け超重要なカタールへ「今回もまた、力強いレースができるはず」
motorsport.com 日本版
スズキ、移動販売の支援アプリ「シュッパ」の提供開始 出店計画やレジ操作などを容易に
スズキ、移動販売の支援アプリ「シュッパ」の提供開始 出店計画やレジ操作などを容易に
日刊自動車新聞

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村