フェルスタッペンの走りは「ベスト予選ラップのひとつ」とレッドブル代表。大差での勝利も実現／F1日本GP

　レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンが先週末のF1第17戦日本GPを前に大胆かつ非常に正確な予測をし、それが的中したと述べている。

　日本GPの1週間前に行われた第16戦シンガポールGPで2023年の勝利記録に終止符を打った痛烈な敗北にリベンジすることを誓って、レッドブルとフェルスタッペンは鈴鹿でのレースウイークに臨んだ。評論家たちは、シンガポールが特殊だったのか、あるいはFIAがフレキシブルウイングを新たに取り締まったことでレッドブルに根本的な不利益があったのかと推測したが、チームはシンガポールは1回限りの例外的な不振だったと確信していた。

　レッドブルの状況を把握するために、鈴鹿での金曜日のフリー走行1回目を誰もが待ち構えていたが、ホーナーはフェルスタッペンが勝利の道へふたたび戻ることを確信していた。一方のフェルスタッペンは、すでに彼の週末がどのように展開するか驚くほど明確なビジョンを持っていた。

「敗北したレースは、最も多くのことを学ぶ週末になることもある」とホーナーは鈴鹿で語った。

「目標を外すのは非常に簡単なことだと、誰もが思い知らされた」

「シンガポールを離れる時、我々全員が最終的に連勝は止まるものだとわかっていたが、少々苛立ちを感じていた」

「私は水曜日にマックスとパデルテニスをしていたが、彼は自分をしっかり奮い立たせ、はっきりこう言った。『僕は20秒差でレースで優勝したい』とね」

「彼は0.7秒違いだったが本当にそうした。ハードタイヤでのFP1の最初のラップから、彼はミディアムやソフトで走っている他のドライバーたちより1.8秒速かった。彼はこのイベントに完全に集中していた」

　実際、まもなく3度のF1世界チャンピオンになるはずのフェルスタッペンは、最初から完璧なパフォーマンスを発揮し、予選では直近のライバルであるマクラーレンのオスカー・ピアストリを0.581秒差で下し、決勝では自身が予測したとおりのマージンで優勝した。

「ここは彼が気に入って楽しんでいるコースだし、究極のドライバー好みのコースのひとつだ」とホーナーは述べた。

「ずば抜けたパフォーマンスだった。彼の予選のラップは、特に最終ラップがF1のベスト予選ラップのひとつとして際立っている」

「予選では史上最高レベルのラップを達成しなければならない」

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[toh********]

F1を45年見てきて本当にインパクトあったドライバーはセナとシューマッハとこのフェルスタッペンの3人のみ。