ディーラーやカー用品店のピット、整備工場、鈑金塗装工場などで使われるクルマの整備・修理用ツール・機器類の展示会「第36回オートサービスショー2019」(主催:日本自動車機械工具協会)が5月16~18日の3日間、東京ビッグサイト・青海展示棟で開催。そのなかから、ユーザーがクルマの整備・修理を受ける際に役立つ整備機器をピックアップする。PHOTO&REPORT●遠藤正賢(ENDO Masakatsu)
社名の通りクルマの電装品を数多く開発・製造するデンソーにとって、カーエアコンは主力商品の一つ。そんなデンソーが手掛けるカーエアコン用整備機器には、メーカーならではのノウハウが詰め込まれているのだという。
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デンソーがラインアップするカーエアコン用整備機器は大きく分けて、冷媒の圧力を点検する「ゲージマニホールド」、冷媒の漏れがないか点検する「ガスリークディテクター」、そして「冷媒回収再生充填装置」の3種類。
なお、ゲージマニホールドと冷媒回収再生充填装置は、新冷媒のR1234yf用と現行冷媒のR134a用、それぞれ専用機が別個に設定されており、ガスリークディテクターはR1234yfとR134a、保冷車などに用いられるR404Aの兼用タイプとなっている。
これら3種類のカーエアコン用整備機器に共通しているのは、軽量コンパクトかつ狭い場所でも作業しやすい、ということだろう。
ゲージマニホールドは、車両側のサービスバルブに接続するホースのクイックジョイントを付近を斜め上に跳ね上げられるようになっているため、エンジンルームが狭い車両でも干渉物に当たることなく容易に接続できる。
ガスリークディテクターは、微量な冷媒漏れも短時間で検知できる基本性能を備えつつ、本体を軽量コンパクトながら人間工学に沿った形状とし、さらにラバーを側面に巻くことで、作業時の握りやすさを追求している。
そして冷媒回収再生充填装置は、兼用機とせず冷媒ごとに専用設計することで、小型軽量化とともに本体価格の抑制も図っている。
一見しただけでは各社とも似ているように思えるカーエアコン用整備機器にも、意外なほどメーカーごとの特色の違いが大きく現れていた。
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