BMW XM – バイエルンメーカーのパフォーマンスブランドで最もパワフルな市販モデル登場。すべての情報!
「BMW XM」は、パフォーマンスブランド初のプラグインハイブリッドであるだけでなく、「BMW M」モデルの道路認可を受けた中では、最もパワフルな市販車となり、米国での生産開始は早ければ2022年12月を予定している。そしてこの「BMW XM」は、2023年春に全世界で発売される予定だ。
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Mファミリーの最新モデルは、BMWのパフォーマンスセグメントにおいて、これまでにない多くの革新的なディテールや機能を備えていることは間違いない。
外観: 現代と歴史の出会い
デザイン面では、BMWは伝説の「M1」の要素や引用をいくつか採り入れている。例えば、「XM」のサイドには、「M1」のブラックのサイドストリップをベースにしたゴールドのアクセントバンドが装着されている。電動SUVのリアに刻まれた2つのBMWエンブレムが装着されている。
「XM」の前面には、ゴールドのアクセントが繰り返し与えられている。ダブルキドニーにはゴールドの縁取りが施されている。また、フロントには目を引くエアインテークが設けられている。
インテリア: 個性的、高級感、快適性
インテリアもそのデザインなどを含め、すべてが最高品質だ。「XM」は4つの装備ラインで構成されることになる。内装には贅を尽くしたディテールが施されている。例えば、ヘッドライナーは立体的なプリズムのようなデザインで、100個のLEDユニットを使って照明している。
しかし、当然、もっと実用的なものも搭載されている。BMWは、4ゾーン自動空調、ヘッドアップディスプレイ、2つの曲面ディスプレイ(12.3インチと14.9インチ)、Apple CarPlay、Android Auto、多機能シート、膝当て、レザーステアリング、ハーマンカードンによるサウンドシステムなどを標準装備する予定だ。後者はオプション(追加料金)で、バウワース アンド ウィルキンス(Bowers and Wilkins)のDiamondサウンドシステムに交換することができるようになっている。
また、「XM」は、これまでのM社の市販車では最も多くの種類のドライビングアシストシステムを搭載している。それには、回避支援機能、アテンションアシスト、アクティブクルーズコントロール、パーキングアシストプラス(リア/フロントパノラマビュー、3Dビュー)などが含まれる。
エンジン: 電動化されたパワフルなエンジン
インテリアの豪華さだけでなく、エンジンやシャシーにも当然様々な技術が投入されている。「XM」は、新開発の4.4リッターV8ガソリンエンジン(ツインターボ技術搭載)を搭載している。そしてもちろん、PHEV(プラグインハイブリッド車)としては、走行状態に応じて電動モーターのサポートを受けながら。これにより、システム出力は480kW(653馬力)、最大トルクは800Nmを実現している。また、パフォーマンスモデルには、全輪駆動と8速M-ステプトロニックトランスミッションが搭載されている。XMは0-100km/h加速を4.3秒という気軽さで疾走するそうだ。
「BMW XM」は、「ハイブリッド」、「eControl」、「エレクトリック」の3つのドライビングモードで走行することが可能だ。後者のモードでは、「XM」は140km/hまで無排気運転が可能だ。純電動航続距離は82~88kmと言われている。25.7kWhの容量を持つリチウムイオン電池を搭載している。
ボタン一つで調整可能
BMW XMでは、ボタンを押すだけで、駆動、シャシー、ステアリング、ブレーキシステム、xDriveの設定にアクセスでき、さらにブレーキエネルギーの回収の強さを調整することも可能となっている。
「XM」は、Mモデルとして初めてインテグラルアクティブステアリングを標準装備している。また、Mスポーツブレーキシステム、ダブルウィッシュボーン式フロントアクスル、5リンク式リアアクスル、電子制御式ショックアブソーバーがSUVに装備されている。
レーベルレッド: 2023年秋にキラースペシャルモデルが登場
「XM」が世界市場で発表されてから数ヵ月後、さらにパワフルなモデルが走り出すことになる。より正確には、それはこれまで公道走行を認められた「BMW M」シリーズで最もパワフルなモデルであり、「XM」レーベルの「レッド」と言われる。トップモデルのシステム出力は550kW(748馬力)! 最大トルクは1000Nmだ!
BMW XMの市場投入と価格
BMW XMのベース価格は170,000ユーロ(約2,500万円)だ。市場投入は2023年4月を予定している。
【ABJのコメント】 「XM」などと聞くとついシトロエンのフラッグシップとして君臨したあの「XM(フランス語で発音すると、ングゼームだそうだ)」をつい連想してしまうが、今回のBMWの「XM」はそんなハイドロニューマティックの車とは縁もゆかりもないBMWの最高級SUVモデルである。
なんともきらびやかな内外装にバウワース アンド ウィルキンスの音響と23インチ(!!)のタイヤを装備し、ハイブリッドシステムの総計748馬力で1000Nmものパワーを誇る。それだけ山盛りフル装備にすれば価格は高くなり、2,500万円スタート、というから、コミコミ3,000万円の自動車なのである。ベントレーもランボルギーニもロールス・ロイスもフェラーリさえもハイエンドスーパーSUVの世界に足を踏み入れた昨今だから、BMWも負けていられない、とばかりに参戦したのかもしれないが、環境問題も戦争問題も消えてなくなったかのような、ある種の振り切れた感さえ感じられる内容である。
ライバルのメルセデス・ベンツにも豪華絢爛煌びやかなマイバッハのSUVがあるから、それを考えればこちらはセンス良く、BMWらしい、とはいえる。そのパワーユニットも内燃機関の開発がBMWではまだまだ進んでいること、正直ちょっと嬉しい。だが23インチものタイヤの交換金額(軽トラ一台買える金額かもしれない)をつい心配してしまう私には、ますます世の中の貧富の格差を実感させられるような複雑な気持ちも抱いてしまう一台でもある。(KO)
Text: Kim-Sarah Biehl 加筆: 大林晃平 Photo: BMW AG
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みんなのコメント
輸入車国内販売は最高で15位しかも1~3シリーズと安い車ばかり、都内を見る限りだとメルセデス10台走ってBMWが1台見る程度。
Audi同様終わってる感がある。