ホルヘ・マルティン(プラマック)はMotoGPタイGPのスプリントレースで2位フィニッシュ。ライバルを下してタイトル争いのリードを広げたが、レースは簡単ではなかったという。
前戦オーストラリアGPでランキング2番手のフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)に対するポイントのリードを20点まで広げていたマルティン。しかしタイGPでは予選で転倒してしまい、バニャイヤがポールポジションを獲得するなど、ライバルに優位な流れがあった。
■バスティアニーニ、タイGPスプリントを独走勝利! バニャイヤ、マルティンに敗北しポイント差拡大|MotoGPタイGP
マルティンは3番グリッドからスタートしたスプリントでは好スタートを決めつつも、1周目のターン2で6番手にまで下がってしまった。バニャイヤが2番手を走っていたため、彼としては早期に追い上げる必要があった。
マルティンはそこからペドロ・アコスタ(GASGAS)、マルク・マルケス(グレシーニ)を続けざまに処理していき、4周目にはバニャイヤの後ろにつけた。そして7周目にバニャイヤも追い抜くと、最後までバニャイヤに追い抜かせることなく走りきった。
この結果、マルティンはリードを22点まで拡大。より優位な立場で決勝レースを迎えることができた。
スプリント後、マルティンは今シーズンで最も難しいレースだったと振り返った。
「今回は、今シーズンで最も難しいレースだったよ。ペースよく走れるだろうという予感はあったけど、他のライダーの後ろにいたんだ。僕は気温が高いと普段から調子が良くないことがあるからね」
「ポジションを上げていくのも簡単じゃなかった。針の穴を通すようなオーバーテイクだったんだ」
「ペッコ(バニャイヤ)を追い抜くのはとても難しいんだけど、あの瞬間は他の時と同じようにアクセルを開けていなかったのを見て攻めたんだ。オーバーテイクできるとは、全然思っていない場所だったよ」
なおマルティンはバニャイヤをオーバーテイクした際に、トラックリミットをはみ出してしまっていたことで、警告を受けることになった。
その後彼はグリーンエリアにはみ出したように見える瞬間もあり、マルティンも「バイクが浮いてしまっていて、かなり怖かったよ」と語っている。もしトラックリミット違反によるロングラップペナルティを受けていたら、4位まで降着していたかもしれないため、なんとかペナルティを免れたのは彼としても幸運だっただろう。
ポイント的には優位に立っているマルティンだが、タイGP決勝に向けては「数字のことは考えたくない」と語る。
「そういったものは助けにならないし、むしろ邪魔になってしまう。明日はとても難しい挑戦になるだろうけど、ベストを尽くしたい」
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