SUVボディのコンパクトな電気自動車
ボルボ日本法人が、EVの戦略モデルとなる「EX30」を日本発表した。
【画像】スタイリッシュな北欧デザイン! 「ボルボEX30」【細部までチェック】 全47枚
数ある輸入電気自動車のなかでも、EVの普及に繋がるモデルと期待されるのはそのサイズが理由だろう。
全長4235×全幅1835×全高1550mmという大きさで、機械式駐車場に多く見られる「全高1550mm」や「全幅1850mm」の制限内に収められている。ボルボ史上最小のSUVだ。
グローバルではバッテリーは2種類が用意され、いずれも床下に積まれる。
「LFP(リン酸鉄リチウム)」仕様は都市部のユーザーを想定したもので、シングルモーターの後輪駆動。
もう1つは「NMC(ニッケルマンガンコバルト)」仕様で、一充電あたりの欧州仕様の航続可能距離が480kmとロングドライブにも向いている。こちらは後輪駆動と、ツインモーターの全輪駆動が選べる。
ツインモーター仕様は0-100km/h加速3.6秒とボルボ史上最速の加速力を誇る。
このうち日本に最初に導入されるのは、NMC仕様のシングルモーター、つまり後輪駆動車だ。
バッテリー容量は最大69kWh。最大充電電力量は153kWhなので、仮にこのスペックでチャージすれば充電に要する時間は10%~80%まで約26分となる(欧州値)。
日本価格について
現在ボルボ日本法人の販売する新車のうち、10台に1台がEVだ。
北欧デザインと都市部でも扱いやすいスリーサイズが融合したスタイリッシュなEVは、日本市場でどのように受け入れられるだろう。
日本価格は下記のとおり559万円。自治体の補助金などを適用すれば「実際には400万円台(不動社長)」になるという。
受注販売開始は11月中旬。年内2000台の受注を予定している。
頭金なし・月々定額のサブスクリプションサービスも用意され、9万5000円/月となっている。
EX30ウルトラシングルモーター・エクステンデッドレンジ
(272ps/35.0kg-m/後輪駆動):559万円
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みんなのコメント
うらやましいな
EVメーカーで女性社長とはさすが
手腕に期待しています