三菱重工グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャ(MHIET)がインドで運営するディーゼルエンジンの製造・販売会社であるMitsubishi Heavy Industries-VST Diesel Engines Pvt. Ltd.(MVDE)は、このほど累計生産台数10万台を達成した。設立から11年が経過してブランドに対する信頼が確立されたことに加え、ラインアップの拡充と併せて日本製と変わらない高品質を現地製の価格で実現したことが北米・欧州およびインド国内の顧客から評価されたため。同社はこれを弾みとして、グローバルネットワークを活用して、さらなる増産・拡販に取り組んでいく。
MVDEは、2007年7月に現地の農業機械メーカーVTTL社(V.S.T. Tillers Tractors Ltd.)と合弁で設立されたもので、インド南部の古都マイソール(Mysore)に本社・工場を構え、MHIETが96.8%を出資している。同社では累計生産10万台を記念して、出荷場に全従業員を集めて同国のお祝いであるプジャ(Puja)を盛大に執り行った。
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MVDEは設立当初、三菱重工業90%、VTTL社10%の出資比率で、三菱重工からの技術供与により排気量2リットル未満の小型ディーゼルエンジンを生産していた。2012年には三菱重工の全額増資で現在の出資比率となり、大口商談にも対応できる強い財務体質を築き、建設機械などにも搭載できる排気量のさらに大きいエンジンの生産・販売も開始。2016年7月のMHIETの営業開始に伴い、三菱重工から移管され現在に至っている。現地調達比率の拡大によるコスト競争力向上などにより、農機および建機に搭載するエンジンの需要が好調に推移し、10万台につながった。
合弁相手のVTTL社は、1967年の設立でベンガルール(Bengaluru:バンガロール)に本社・工場を置いている。同社は現在、年間約3万台の耕運機、約1万1,000台のトラクターを生産している。
MHIETおよびその親会社である三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングス(M-FET)は今後、MVDEの営業・調達・生産・サービスの体制をさらに強化することにより、同社を日本、欧州に次ぐエンジン・エナジー事業の拠点に育成していく。
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