F1第10戦スペインGPの予選で、RBはダニエル・リカルドと角田裕毅の2名が揃ってQ1敗退に終わった。アップデートを投入したにもかかわらずの結果だったが、リカルドは励みになるパフォーマンスがあったと語っている。
スペインGPでRBは、フロアやエンジンカバー、サイドポンツーンなど様々な箇所をアップデート。これはシミュレーター上では違いを感じられると角田が説明していたため、彼らがパフォーマンスを上げてくることが期待されていた。
■ノリス、フェルスタッペン下しキャリア2回目のポールポジション獲得。失速RB角田裕毅は17番手|F1スペインGP予選
しかし角田もリカルドも、初日のフリー走行から苦戦。予選では2台ともQ1を突破できず、角田が17番手、リカルド18番手と後方グリッドの結果に終わった。
この結果について、新パッケージの理解不足によるものなのかをリカルドに訊くと、彼は次のように語った。
「このパッケージにはまだもう少し解明していくところがあると思うし、その部分は引き続き取り組んでいくつもりだ。(フリー走行から)バランスをかなり崩してしまっていたような感じているんだ。実際、今日の予選ではずっとまとまっていたよ」
「予選では、マシンの感触は最悪というわけではなかったと思う。もちろん、もっと全開にすべきだと感じるコーナーもあったし、まだ荷重が少し足りていないかもしれないけど、昨日よりはずっと良い感触だった」
「ユウキとはまだ話していないけれど、彼もマシンの感触にもの凄く不満なわけではなかったと思う。僕らは速くないだけだと思うよ」
「そして通常、Q1で(新品ソフトタイヤを)3セット使うということは、それでQ2進出が保証されるわけじゃないけど、よりチャンスは高まってくる。でもそれでダメなら、今のセッティングではペースが足りていないということが示されているということだね。だから少しずつ改善し続けていくつもりだ」
そしてリカルドは初日から2日目にかけての作業について、さらにこう付け加えた。
「昨日はまだクルマと格闘してる感じだったんだ。だから2日目に向けていくつか大きな変更を加えた」
「それでも今はまだ完璧ではないかもしれない。それが励みになるかもしれないけど、僕は一晩でマシンを良くするための良い仕事をできたように感じているんだ」
「フィーリングで言えば、今日は良くなっていたと思う。より快適になり、自信を持てた。残念なことにストップウォッチ的には、昨日と同じ位置だったけどね」
「新しいフロアにすると、荷重と空力特性の面でとてもパワフルなクルマになるんだ。だからそれを使いこなそうとするだけだよ。さっきも言ったけど、今日はいい進歩を遂げたと思っている。ただピエール(ハメリン/レースエンジニア)から18番手だと伝えられたときには、正直かなり驚いてしまって、無線で何も言うことがなかった」
「10番手はないと分かっていたけど、正直Q2には十分進めるんじゃないかと思っていたんだ」
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