■前後オーバーフェンダーが、ブラバスの証
ブラバスのエクスクルーシブ・エレクトリック・シティ・スポーツカー、「アルティメットE」がマイナーチェンジされ、さらに魅力的なモデルへと進化を遂げた。
【画像】ワル仕様の「スマートEQ」、「アルティメットE」とは(33枚)
本来ならば、この新型アルティメットEは、2020年のジュネーブ・ショーでワールドプレミアされる予定だったモデルだが、新型コロナウイルス感染防止の影響によるショーの中止によって、デビューが遅れることになった。ちなみにブラバスによれば、ジュネーブ・ショーに出品を計画していた時点と、今回のモデルとではスペック等に一切の変更点はないという。
ブラバス自身は「ポケット・ロケット」のニックネームで呼ぶ、マイナーチェンジ版のアルティメットEは、確かに魅力的なスペックを持つモデルだ。
まずそれだけでもカスタマーを喜びそうなのは、さらにダイナミックな造形に変化したエクステリアのディテールであろう。同社の上級モデルに設定される「ワイドスター」のように、前後にオーバーフェンダーを装着し、フロントマスクもエアインテークの大きさを拡大するなど、そのパフォーマンスがベースとなるスマート「フォー・ツー・カブリオ」のそれを大きく上回ることを予感させるルックスだ。
前後に装着されるホイールはもちろんブラバス製で、「モノブロックY」の18インチ径を選択。複雑な9本のY字型スポークでデザインされたこのサイズのモノブロックYは、新型アルティメットEのために専用にデザインされたものだ。重量も7J×18サイズのフロントで6.7kg、8J×18サイズのリアで7.1kgと、このサイズにしては最軽量級の部類に入る。
ホイールに組み合わせられるタイヤは、フロントが205/35R18、リアが235/30R18サイズ。そのタイヤがオーバーフェンダーに収まる姿は、実に美しい。
■ボディキットだけでも欲しい「アルティメットE」の特徴とは
アルティメットEのディテールを詳しく見ていこう。
前後のサスペンションはスポーティとコンフォータブルのセッティングを切り替えることが可能である。さらにリアビューに目を移すと、エグゾーストシステムのないシンプルで高効率が期待できるディフューザーが目に入る。
インテリアのフィニッシュも、さすがはブラバスの作だけのことはある。豪華なレザー素材を用いて、カスタマーのリクエストどおりに製作されるキャビンは、スマートのものとは信じられないほどに高級な空間に仕上がっている。アルミニウム製のペダル類やマットなどのアクセサリーも、人気を集めそうなプロダクトだ。
パワーユニットは、さらに92psにまで最高出力を高めたエレクトリック・モーターだ。最大トルクも180Nmに向上し、このデータは、897ccのガソリン直列3気筒ターボエンジンを搭載する、同社の「フォーツー・エクスクルーシブ」と比較しても、最高出力で12ps、最大トルクでは10Nm強力な数字になる。
4種類のドライビングモードを選択できる「ドライビング・ファン・スイッチ」を採用しているのも、このアルティメットEの特徴だ。
レベル1とレベル2は、電力の消費を抑え、同時に回生を重視したモード。レベル3とレベル4は、いわゆるスポーツ・モード、スポーツプラス・モードに相当し、この両モードではアクセルレスポンスもより俊敏なものになるという。
ブラバスから発表されたパフォーマンスは、0-100km/h加速が10.9秒、最高速は130km/h(リミッター作動)となる。航続可能距離は最大で125kmにもなるので、シティ・コミューターとしての機能性は十分に確保されている。
複合燃費で13.9-15.8kWh/100km。CO2エミッションは0g/km。そしてエフィシエンシィ・クラスはA+。当然のことながら、ブラバス・アルティメットEの環境性能は、世界最高の水準にある。日本でもぜひ、その実力を試してみたいものだ。
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あと、車庫ないときついね
無条件降伏で買っちゃおう、と思うけど、
日本未発売なのよね…残念!