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アルファロメオがF1活動継続を発表。ザウバーとのパートナーシップを延長、複数年契約で合意

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アルファロメオがF1活動継続を発表。ザウバーとのパートナーシップを延長、複数年契約で合意

 アルファロメオとザウバー・モータースポーツが、複数年契約を結びパートナーシップを延長、ともにF1活動を継続していくことを、7月14日に発表した。

 2018年、アルファロメオはザウバーのタイトルスポンサーとしてF1に復帰、2019年にはチーム名が「アルファロメオ・レーシング」に変更された。2020年10月に両者は2021年末までの契約継続を発表していた。

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 そして2021年第10戦イギリスGPを前に、両者は、毎年評価を行う複数年契約を結び、パートナーシップの期間を延長し、今後も共にF1で戦うと発表した。

「ザウバー・モータースポーツとアルファロメオは、両者にとってエキサイティングな未来を形成することを目指して、完全に統合された体制のもと、引き続き協力し合ってポジションを上げていきたいと考えている。パートナーシップの延長は、その両者の願望を示すものだ」と声明には記されている。

「2022年にF1の大幅なレギュレーション変更が行われる。2021年に始まった新しいバジェットキャップによる環境のもと、効率的かつ臨機応変な体制で戦えることにより、チームにとって大きく前進する機会になるだろう」

「F1は、変化における究極の実験室である。先駆的なハイブリッド戦略と持続可能な技術を持ち、常に効率性を追求し続け、電動化への道を歩むアルファロメオにとって、それは重要な領域である。さらに、F1は重要なグローバルマーケティングのプラットフォームでもある」

「ザウバー・テクノロジーズとのパートナーシップと、その非常に特殊な技術的ノウハウは、アルファロメオが市販車や特別プロジェクトに移行させる技術の開発を進める上で、素晴らしい財産である。このパートナーシップの利点はレーシングサーキットの枠を超えたものであることは、すでに証明済みだ。ザウバーが50年以上にわたってモータースポーツの最高レベルにおいて培ってきたノウハウやスキルは、アルファロメオの最新セダンであるジュリアGTAやGTAmの開発など、最近のプロジェクトにも生かされている」

 アルファロメオのCEOであるジャン・フィリップ・インパラートは、今回の契約延長について、次のようにコメントした。

「イタリアの歴史的な自動車ブランドであるアルファロメオは、レーストラックで生まれた。そのレースのDNAを尊重し、ブランドの未来の中心に据えることを、誇りに思う」

「我々の原動力は、情熱と卓越性である。F1は、我々の将来的な電動化のための最先端の実験室であり、今後数年間の我々のビジョンと完全に一致している。さらに、モータースポーツは、将来の成功のために活用したい、比類のない世界的な露出をもたらしてくれる」

 アルファロメオ・レーシング・オーレンのチーム代表フレデリック・バスールは、パートナーシップ延長を喜び、次のように語っている。

「この数年、我々にとってアルファロメオは素晴らしいパートナーであり、今後新たな章を迎えることを非常に喜んでいる」

「新しいレギュレーションがさらなる前進のチャンスとなり、我々は共に大きな成果を上げることができると確信している。共に将来を見据え、グリッド最前列を目指して進んでいくのが楽しみだ」

「この関係は、サーキットの枠を超え、ザウバー社全体にとって、非常に重要なものである。我々は、自動車業界において行ってきた仕事によって、ザウバー・エンジニアリングの技術と製造スキルの高さを示してきた。アルファロメオのため、自動車産業の未来を形作る新しいエキサイティングなプロジェクトに取り組み続けることができると確信している」

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