現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 6速MTあり! 全長4.5m級“ちょうどいいサイズ”の「新型スポーツカー」が凄い! 480馬力“直6ツインターボ”×FRのみってサイコー! 新型「BMW M2」どんなモデル?

ここから本文です

6速MTあり! 全長4.5m級“ちょうどいいサイズ”の「新型スポーツカー」が凄い! 480馬力“直6ツインターボ”×FRのみってサイコー! 新型「BMW M2」どんなモデル?

掲載 58
6速MTあり! 全長4.5m級“ちょうどいいサイズ”の「新型スポーツカー」が凄い! 480馬力“直6ツインターボ”×FRのみってサイコー! 新型「BMW M2」どんなモデル?

■直6ターボをFRのMTで味わえる「純粋なスポーツカー」

 新車で販売されるクルマの90%以上がAT(オートマチックトランスミッション)車の現在、ダイレクトなシフトフィールを楽しめるMT車の存在は貴重になりました。
 
 しかし、なかには400馬力を超える出力をMTで操れ、さらに直列6気筒の滑らかなフィーリングを味わえる2ドアモデルもあるのです。それがBMW「M2」です。

【画像】超カッコイイ! これが6速MTの「新型スポーツカー」です!(50枚)

 M2は2015年に登場したコンパクト2ドアスポーツカーです。コンパクトクーペ「2シリーズ」をベースに、BMWのモータースポーツ部門であるBMW M社が手掛けたハイパフォーマンスモデル(Mモデル)として展開されています。

 現在、Mモデルはミディアムサイズの「M3」や「M4」、アッパーミディアムセダンの「M5」など比較的大きなボディを持つものがほとんどですが、M2は1972年にデビューした市販車初のターボ搭載車「2002ターボ」や初代M3(E30型)などのように、コンパクトボディ+高回転型エンジンのFR車という特徴を受け継いで登場しました。

 現行型(G87)は2代目で、2022年10月に発表されました。M4よりもコンパクトな車体を持ちながら、同車と同じユニットの3リッター直列6気筒ターボ「S58B30T0型」エンジンを搭載。

 重量バランスはほかのBMWモデルと同様に限りなく50:50に近づけ、高い操縦性・コーナリング性能を確保しました。

 ボディサイズは、全長4580mm×全幅1885mm×全高1410mm、ホイールベース2745mmです。

 エクステリアは2シリーズを基本に、Mモデル共通のアグレッシブなデザインを採用。3つの大型ロアインテークは四角型となり、BMWのアイデンティティである「キドニーグリル」は直線的なデザインのフレームレス型を装備しました。

 ボディサイドは初代M3のような大きなブリスターフェンダーによって拡幅され、2シリーズ比で全幅も60mmワイド化を図り、迫力を増すとともにワイドトレッド化も実現しています。

 リアにはトランクスポイラーを装備し、空力性能を考慮したほか、マフラーまわりもフロントと共通する角張ったデザインのリアディフューザーを採用しています。

 インテリアではM3・M4と共通するコンポーネントを採用。最新のインフォテイメントディスプレイ「BMWカーブドディスプレイ」やスポーツシートを備え、快適性能を向上。後席は大人2人がしっかり乗車できるように設計されています。

 安全運転支援機能は、アクティブクルーズコントロール(AT車)や衝突被害軽減ブレーキ、車線変更警告システム、急発進抑制機能などが標準装備されます。

 走行性能面では、ボディやドライブトレインパーツにアルミニウム素材を採用することで、軽量化と剛性の向上を両立。さらにエンジンルームにはストラットブレースを追加したほか、フロント/リアアクスルへの補強も行い、車体剛性の大幅強化を図っています。

 また、スポーツ走行に対応するため、耐熱・耐フェード性能に優れた大径ブレーキディスクや、軽量化された6ポッドの「Mコンパウンドブレーキ」を標準装備。足回りも可変式の「Mアダプティブサスペンション」を採用し、スポーツドライビングと街乗りでの乗り心地の両方を確保しました。

 2024年10月にはパワートレインがアップデートされた新型モデルが登場しました。

 搭載エンジンは従来と同型の3リッター直列6気筒ツインターボエンジンですが、20馬力の出力向上が図られ、最高出力480PS・最大トルク600Nm(MT車は従来通り550Nm)を発生。

 トランスミッションは従来通り、3つのシフトモードを選択できる8速AT「Mステップ・トロニック」を搭載するほか、引き続き6速MTも用意されます。駆動方式は従来同様FRのみです。

 近年登場するハイパワーモデルは4WD化が進み、またMT車も少なくなっているなかで、新型M2は直6エンジンをFR&MTで味わえるという、非常に貴重なモデルといえます。

 新型M2の価格(消費税込)は、AT車・MT車ともに998万円で、全車右ハンドルとなります。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

全長3.8mサイズ! 新型ミニ「ジョンクーパーワークス」発表! 2リッターターボ「231馬力」×スポーティな“伝統モデル”、3ドア&コンバーチブル発売
全長3.8mサイズ! 新型ミニ「ジョンクーパーワークス」発表! 2リッターターボ「231馬力」×スポーティな“伝統モデル”、3ドア&コンバーチブル発売
くるまのニュース
日産が「新型セレナ e-4ORCE」を発売! 超スゴい「高性能4WD」は“地上高”もアップした「イーフォース」採用! 走破性向上の新設定「ハイスペック仕様」はどんなモデル?
日産が「新型セレナ e-4ORCE」を発売! 超スゴい「高性能4WD」は“地上高”もアップした「イーフォース」採用! 走破性向上の新設定「ハイスペック仕様」はどんなモデル?
くるまのニュース
【欧州】トヨタが新型「アーバンクルーザー」世界初公開! ヤリスクロスより大きい! 全長4.3mの「コンパクトSUV」投入へ 25年3月にブリュッセルで正式お披露目!
【欧州】トヨタが新型「アーバンクルーザー」世界初公開! ヤリスクロスより大きい! 全長4.3mの「コンパクトSUV」投入へ 25年3月にブリュッセルで正式お披露目!
くるまのニュース
【アメリカ】トヨタの新“8人乗り”SUV「グランドハイランダー」初公開に反響多数! 「鬼加速すぎ」「需要ある」 斬新「“黒すぎ”仕様」×「史上最強のパワフルさ」がスゴい! 新たな2025モデル発表
【アメリカ】トヨタの新“8人乗り”SUV「グランドハイランダー」初公開に反響多数! 「鬼加速すぎ」「需要ある」 斬新「“黒すぎ”仕様」×「史上最強のパワフルさ」がスゴい! 新たな2025モデル発表
くるまのニュース
約313万円でトヨタ「ハリアー」買える!? 最上級仕様の「ほぼ半額」! 人気“高級SUV”の最安「S」グレード何が違う?
約313万円でトヨタ「ハリアー」買える!? 最上級仕様の「ほぼ半額」! 人気“高級SUV”の最安「S」グレード何が違う?
くるまのニュース
キャデラック新型「XT4」発表もいきなり「最終モデル!?」 2025年1月には生産終了! 何があった!? 斬新な「タテ目」採用した超ワイドSUVとは!
キャデラック新型「XT4」発表もいきなり「最終モデル!?」 2025年1月には生産終了! 何があった!? 斬新な「タテ目」採用した超ワイドSUVとは!
くるまのニュース
スバル「レヴォーグ」を一部改良! “黒”感強調した精悍な特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」も新設定
スバル「レヴォーグ」を一部改良! “黒”感強調した精悍な特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」も新設定
くるまのニュース
新車174万円! トヨタ・ルーミー/ダイハツ・トールの改良モデルに反響多数! 「廃止かと」「モデルチェンジして」 全長3.7mサイズのお手頃「新ハイトワゴン兄弟」法規対応で安全性能アップの仕様変更実施
新車174万円! トヨタ・ルーミー/ダイハツ・トールの改良モデルに反響多数! 「廃止かと」「モデルチェンジして」 全長3.7mサイズのお手頃「新ハイトワゴン兄弟」法規対応で安全性能アップの仕様変更実施
くるまのニュース
【中国】トヨタ最新「クラウンクルーガー」に注目! “全長5m超え”SUVボディ&「3列7人乗り」豪華内装を採用! 「エステート」じゃない「大型クラウン」とは?
【中国】トヨタ最新「クラウンクルーガー」に注目! “全長5m超え”SUVボディ&「3列7人乗り」豪華内装を採用! 「エステート」じゃない「大型クラウン」とは?
くるまのニュース
【カナダ】トヨタが「ハイランダー」“2025年モデル”発表! グレード整理×マルチメディアを更新… 8人乗り設定もある「3列シートモデル」年次改良実施
【カナダ】トヨタが「ハイランダー」“2025年モデル”発表! グレード整理×マルチメディアを更新… 8人乗り設定もある「3列シートモデル」年次改良実施
くるまのニュース
スバル「WRX S4」を一部改良! 「全身“黒”」がカッコいい特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」も新設定
スバル「WRX S4」を一部改良! 「全身“黒”」がカッコいい特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」も新設定
くるまのニュース
世界のベンチマーク「ゴルフ」超え!? 全長4.1mのVW「小さなSUV」こと新「Tクロス」 乗った印象は?
世界のベンチマーク「ゴルフ」超え!? 全長4.1mのVW「小さなSUV」こと新「Tクロス」 乗った印象は?
くるまのニュース
【イギリス】6速MTあり! スズキ「新型ビターラ」初公開! 全長4.2m級“ちょうどいいサイズ”×「フルハイブリッド」採用! 精悍デザインがカッコイイ「2025年改良モデル」発表
【イギリス】6速MTあり! スズキ「新型ビターラ」初公開! 全長4.2m級“ちょうどいいサイズ”×「フルハイブリッド」採用! 精悍デザインがカッコイイ「2025年改良モデル」発表
くるまのニュース
ヤマハ「NMAX」に注目! “静粛性”とパワーを備えた“スポーツ”志向モデル! “スゴイエンジン”搭載で加速が気持ちいいバイク!
ヤマハ「NMAX」に注目! “静粛性”とパワーを備えた“スポーツ”志向モデル! “スゴイエンジン”搭載で加速が気持ちいいバイク!
くるまのニュース
レクサス新型「LX」がスゴイ! ”頑丈“すぎる新ハイブリッド搭載の「本格モデル」! “超タフ”な新仕様「オーバートレイル」もある「最上級“SUV”」が販売店でも話題に
レクサス新型「LX」がスゴイ! ”頑丈“すぎる新ハイブリッド搭載の「本格モデル」! “超タフ”な新仕様「オーバートレイル」もある「最上級“SUV”」が販売店でも話題に
くるまのニュース
クロストレックに搭載した「スバル初の本格ハイブリッド」に反響あり! 「燃料満タン1000km走れるのスゴい」「加速がスムーズ」の声も!? 他メーカーがマネしない“独自システム”どんなもの?
クロストレックに搭載した「スバル初の本格ハイブリッド」に反響あり! 「燃料満タン1000km走れるのスゴい」「加速がスムーズ」の声も!? 他メーカーがマネしない“独自システム”どんなもの?
くるまのニュース
日産「新型セレナ」がスゴイ! 「高性能4WD」採用&最低“地上高”もアップ! e-4ORCE”搭載の「“4WD”ミニバン」とは
日産「新型セレナ」がスゴイ! 「高性能4WD」採用&最低“地上高”もアップ! e-4ORCE”搭載の「“4WD”ミニバン」とは
くるまのニュース
100万円台で買える「“最安”ヤリスクロス」がスゴイ! 「ちょうどイイサイズ」のトヨタ「コンパクトSUV」に反響多数! “廉価”グレードに「賛否の声」集まる!
100万円台で買える「“最安”ヤリスクロス」がスゴイ! 「ちょうどイイサイズ」のトヨタ「コンパクトSUV」に反響多数! “廉価”グレードに「賛否の声」集まる!
くるまのニュース

みんなのコメント

58件
  • きたかま
    買えないという大問題。
  • yok********
    50歳ですが車を楽しむには多くの収入が必要になりましたね。このM2も是非乗ってみたい車です。数年後にはもう一度ロードスター乗りたいですね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

421.0552.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

99.099.0万円

中古車を検索
90の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

421.0552.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

99.099.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村