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ラリージャパン2022は最終戦として11月開催へ。WRC来季シーズンカレンダーが承認

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ラリージャパン2022は最終戦として11月開催へ。WRC来季シーズンカレンダーが承認

 10月15日、FIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)がフランス、パリで開催され、全13戦からなるWRC世界ラリー選手権の2022年シーズンカレンダーが承認、同日発表された。

 ラリー競技の最高峰シリーズであるWRCは1972年にスタートし来年、50周年の節目を迎える。この記念すべきシーズンには2021年に“復活”を果たしたケニアのサファリ・ラリーやギリシャのアクロポリス・ラリーに加え、ニュージーランドが新たにリスト入りを果たしている。

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 ニュージーランド北島北部の街、オークランド近郊で行われるグラベル(未舗装路)ラリーは2012年以来のWRC復帰となり、9月29日~10月2日に開催される予定だ。日本ラウンド“ラリージャパン”は、10月20~23日開催の第12戦スペインを挟み、11月10日から13日にかけてシーズン最終戦として実施される。

 例年と同じく1月にモンテカルロで開幕するシリーズの2022年スケジュールは、ヨーロッパとアフリカ、アジア、オセアニアの4地域をカバー。序盤戦のヨーロッパラウンド(モンテカルロ、スウェーデン、クロアチア、ポルトガル、イタリア)を経て、アフリカはケニアに移動しエストニアからふたたび欧州へ。

 フィンランドから、8月18~21日に予定されている開催国未発表のイベントを挟んでギリシャに向かい、シーズン終盤はニュージーランド、スペイン、日本と続くスケジュールになっている。

 WRCプロモーターのマネージングディレクターであるヨナ・シーベルは、100kWの電気モーターと100%持続可能燃料を使用するエンジンを組み合わせた、ハイブリッド・パワートレインを搭載するラリー1規定マシンによって争われることになる画期的なシーズンに、「伝統的なイベントと新しいイベントを組み合わせることで、魅力的なスケジュールを提供することができる」と述べている。

 同氏は「2022年はWECにとって記念すべき年となり、同時にスリリング年になるだろう」と続けた。

「新しい“ハイブリッド時代”のラリー1カーを歓迎する。これはより環境に優しく、より持続可能な未来に向けて、シリーズを推進させるためのレギュレーションの一部だ」

「来年はWRC50周年の記念の年でもあり、それに合わせたカレンダーを用意した。1977年に初めて登場したラリーであるニュージーランドの復活を歓迎する。そのグラベルロードはドライバーを楽しませてくれる。本来は2020年にWRCに戻ってくる計画だったが、残念ながらCovid-19の影響で一度は挫折した。だが、今それを乗り越え実現したことは素晴らしいことだ」

■WRC世界ラリー選手権 2022年シーズンスケジュール(2021年10月15日発表版)
RoundDateCountryRd.11月20~23日モンテカルロRd.22月24~27日スウェーデンRd.34月21~24日クロアチアRd.45月19~22日ポルトガルRd.56月2~5日イタリアRd.66月23~26日ケニアRd.77月14~17エストニアRd.88月4~7日フィンランドRd.98月18~21TBCRd.109月8~11日ギリシャRd.119月29日~10月2日ニュージーランドRd.1210月20~23日スペインRd.1311月10~13日日本

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