新旧レーシングカーが迫力の走りを披露
2022年12月4日(日)、23回目のNISMO FESTIVAL(ニスモ・フェスティバル)が富士スピードウェイで開催された。
森永卓郎のミニカーコラム「日産スカイライン2000GT-X」
朝8時スタートのNISMOカーズ・パレードランで開幕したフェスティバルは、15時30分のフィナーレまで会場のどこにいても、日産/ニスモ/オーテックの魅力が満喫できた。
パレードランには150台が参加。富士のレーシングコースで晴れやかな走行シーンを披露した。
日産ヒストリカー・エキシビションレースは、S30型フェアレディZや510型ブルーバード、B110型/B310型サニーなどが参加。往年のマシンが元気に走る姿を楽しみにしているファンは多い。
高橋国光選手のメモリアルランを開催
往年のマシンといえば、今回は、2022年に3月に82歳で他界した高橋国光選手がドライブした名車によるメモリアルランが行われた。
高橋国光選手は1940年に生まれ、1958年の第1回日本クラブマンレース(2輪)でレースデビュー。1960年からホンダのワークスライダーとして、ロードレース世界選手権に参戦。1961年の西ドイツGPで日本人初優勝を果たした。
4輪転向は1964年。日産のワークスドライバー(追浜)として数々の勝利をマーク。ハコスカ時代のGT-Rでも勝利を挙げている。日産R380など、いまでは伝説となったマシンの使い手だった。
1985~87年は全日本耐久選手権を3連覇。95年にはチーム国光で出場したル・マン24時間レースでクラス優勝(GT2クラス)を果たしている。
メモリアルランには、R382(1969年、高橋国光/都平健二選手組)、スカイライン2000GT-Rレーシングコンセプト(1972年)、STPタイサンGT-R(1993年、JGTC、高橋国光/土屋圭市選手組)が勇姿を披露した。
このほか、フェアレディZをフィーチャーしたヘリテイジランや、現役のレーシングカー(スーパーGT、スーパー耐久出場車)が走行するニスモGP2022など、盛りだくさんの内容だった。
NISMOによる公式レポート=https://www.nismo.co.jp/news_list/2022/event_information/221213.html
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みんなのコメント
それぞれブランドイメージ高めていただけに残念。
というか、もったいない。