現在位置: carview! > ニュース > イベント > デミオ、アテンザ、CX-5、ロードスター! 人気のマツダ車が大集結!!「Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY」の凄い魅力

ここから本文です

デミオ、アテンザ、CX-5、ロードスター! 人気のマツダ車が大集結!!「Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY」の凄い魅力

掲載 更新
デミオ、アテンザ、CX-5、ロードスター! 人気のマツダ車が大集結!!「Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY」の凄い魅力

マツダファン、そしてマツダ車のオーナーにはたまらないイベントが、9月23日、静岡県・富士スピードウェイで開催された。その名は「Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY」。当日は快晴にも恵まれ、駐車場や各種ブースはマツダ車とマツダファンで埋め尽くされた。笑顔の来場者4800人が盛りだくさんの各種アトラクションやレーシングカーのデモランを満喫した、その魅力に迫る!

サーキットに響き渡る、心地よい4ローターサウンド

トヨタの社内有志団体が11月11日に豊田市でイベントを開催

 マツダをもっと身近に感じ、クルマづくりへのこだわりや造り手と直接触れ合える体験の場として各地で開催されている「Be a driver. Experience」-----。単なる“ファン感謝イベント”ではなく、マツダは「人とクルマの絆を、もっともっと深くする。」というコンセプトを掲げ、開発者の熱き想いを伝える催しとなっている。富士スピードウェイでの開催は、2016年に続いて二回目となる。

 この日、もっとも注目を集めたのは、1991年に日本車として初めてル・マン24時間レースを制したマツダ787Bのデモランだろう。

 歴代レーシングカーとともにコースを駆け抜けるアトラクションとあって、タイムスケジュールが近づくと、787Bが展示されているピットには大勢のファンが詰めかけた。走行がスタートすると、久々にサーキットに響き渡る心地よい4ローターサウンドに酔いしれた。



「これ、いいなぁ」と思ったのは、パドックに用意された「車種別の駐車コーナー」。これはマツダ車のオーナーだけが購入できる「マツダ車特別駐車券」を持っている人のためのスペースなのだが、オーナーはピットの近くまで愛車を乗り入れ、ほかの来場者は車種別にクルマを見ることができる一石二鳥のアイデアだ。この駐車場をグルッと見るだけでも、オーナーのクルマにかける愛情がヒシヒシと伝わってくる。

 グランドスタンド裏のイベント広場は「カスタマイズカー展示」スペースだった。

 ここではオートザムAZ-1の「展示」に目を奪われてしまった。ミリ単位で調整したと思われるほど、ピシッと綺麗に駐車していた。素晴らしい!!

 また、同じくイベント広場の常設テント下にはアフターパーツブランドのショップが軒を連ねており、思わず物欲が刺激されてしまった人も多いはず。

 RE雨宮をはじめとする有名ブランドのテントの近くには、スポーツパーツで武装された迫力あるチューニングマシンが展示され、見どころも満点だった。

 このイベントの凄いところは、あらゆるスペースを有効活用し、展示スペースやアトラクションを実施している点だ。

 ピットビルAの前にある270mに及ぶスペースには、有名な飲食店が出展する「ワールドフードコート」を展開。写真の「アメリカンダイニング SHARES」は、NYスモーキーチージードッグとスープのセットなどを販売していたほか、寿司やうどん、かまぼこの専門店が軒を連ねてファンの空腹をご馳走で満たしてくれた。

マツダのモノ作りに賭ける意気込みが表れたイベント

 ピットビルAの屋上にも、「これでもか!」というほど数多くのコンテンツを用意していた。

 写真は「モノ作り展示/体験」「技術展示/実演」エリア内にある「鼓動デザインへの取り組みを紹介」するコーナーのひとつ。

「フロントエンド精度保証への取り組み」を紹介し、空気抵抗の低減による燃費低減だけでなく、万一の事故の際には乗員や歩行者の被害を抑えるメリットがあることを紹介していた。

 さらに屋上スペースには「ヒストリック&レストアカー展示」や「特設ステージ」が設置され、ステージでは古澤厳さんによるヴァイオリンライブや寺田陽次郎氏によるトークセッション「自分の信じる道を進もう」を開催。

 このトークセッションで寺田氏は、ピット内にも展示した東日本大震災被災児童自立プロジェクト「Support Our Kids」を紹介した。

 癒しの空間となっていたのは「秋田犬ふれあいコーナー」だ。

 平昌五輪の活躍で世界のヒロインとなった、あのザギトワ選手の「秋田犬がほしい」という発言が広まって一躍注目された秋田犬は、国指定の天然記念物でもあり、実はなかなか街で会うことができない。感受性が高く、従順な秋田犬は愛くるしく、このイベントに来場したほとんどの人が癒されたのは間違いない。もふもふ、かわいかった!

 ピットビル2Fでは「人馬一体体験」「先進安全装備体験」というふたつの講座スペースのほか、「スマホ写真塾」や女性来場者を意識した「BeauTEAサロン」などを展開。

 そのなかでも、クルマ好きに刺さったのが「次世代技術&デザイン展示」である。モーターショーさながらに「KAI CONCEPT魅」を展示。その美しいボデイラインがジックリと見られるだけでなく、隣の講演会場ではチーフデザイナーらによる座学も用意。ここでは、マツダデザインの秘密が明らかにされた。

 ピットエリアでは「キッズ整備体験」というキッザニアのような子供向けの体験イベントも用意され、大人だけではなく子供も楽しめる企画が満載だった。

 このほかにも田宮模型とマツダがコラボしたラジコン体感ブースなど、ここでは紹介できなかったアトラクションが多数あり、来場者自らがスケジュールを組んで一日をカスタマイズして過ごせるイベントと言える。

 とにかくコンテンツが充実しており「ワンデーイベントなのに、一日ですべてを見ることができない」と思うほど、「参加」「体験」「講演」「展示」「実演」「試乗」……をたくさん詰め込んだのが分かる。

 そう、「Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY」というサーキットイベントそのものに、マツダのモノ作りに賭ける意気込みが表れていたのである。次回、開催されるときは、ぜひあなたも足を運んで、本当のマツダを「体感」してほしい。

関連タグ

こんな記事も読まれています

10月SUVマーケットはトヨタ・ライズが2カ月連続首位、ヤリスクロスが2位に浮上!(24年10月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
10月SUVマーケットはトヨタ・ライズが2カ月連続首位、ヤリスクロスが2位に浮上!(24年10月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
カー・アンド・ドライバー
ホンダ新型「コンパクト“セダン”」発表! 顔面刷新で“超カッコイイ”「シティ」! 全長4.5m級のちょうどイイサイズ感な「新モデル」伯国に登場
ホンダ新型「コンパクト“セダン”」発表! 顔面刷新で“超カッコイイ”「シティ」! 全長4.5m級のちょうどイイサイズ感な「新モデル」伯国に登場
くるまのニュース
トヨタ「“9人乗り”ミニバン」がスゴイ! スライドドア&「カクカク」広々ボディでめちゃ便利! “2階建て”「車中泊」仕様もある「プロエース」とは
トヨタ「“9人乗り”ミニバン」がスゴイ! スライドドア&「カクカク」広々ボディでめちゃ便利! “2階建て”「車中泊」仕様もある「プロエース」とは
くるまのニュース
三菱「新型パジェロ」いつ登場!? 伝説の「3列SUV」6年ぶり復活へ? 超タフ顔で2025年デビューに期待大!
三菱「新型パジェロ」いつ登場!? 伝説の「3列SUV」6年ぶり復活へ? 超タフ顔で2025年デビューに期待大!
くるまのニュース
なぜ高級車は「数千万円」もするのか? 製造工程から見る、一般車との決定的な違いとは?
なぜ高級車は「数千万円」もするのか? 製造工程から見る、一般車との決定的な違いとは?
Merkmal
二人暮らしができる便利な車! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
二人暮らしができる便利な車! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
え、また廃止なの!? [新型ソリオ]ストロングハイブリッド終売宣言は大正解!?!?
え、また廃止なの!? [新型ソリオ]ストロングハイブリッド終売宣言は大正解!?!?
ベストカーWeb
まるで[ラリー車]! 三菱 [アウトランダーPHEV]が最高のクルマに進化した件
まるで[ラリー車]! 三菱 [アウトランダーPHEV]が最高のクルマに進化した件
ベストカーWeb
オールトヨタ製になるぞ!!!!!! 新型[スープラ]は新開発の2L直4ターボ+ハイブリッドが濃厚か!?
オールトヨタ製になるぞ!!!!!! 新型[スープラ]は新開発の2L直4ターボ+ハイブリッドが濃厚か!?
ベストカーWeb
全幅1.97mはデカすぎた!? 中身はよかったけど新規市場開拓ならず? 生産終了した[グランエース]に販売現場が思うこと
全幅1.97mはデカすぎた!? 中身はよかったけど新規市場開拓ならず? 生産終了した[グランエース]に販売現場が思うこと
ベストカーWeb
冷静貫徹のサービスパーク/贅沢すぎるデモラン/多くの著名人も来場【ラリージャパン写真日記最終回】
冷静貫徹のサービスパーク/贅沢すぎるデモラン/多くの著名人も来場【ラリージャパン写真日記最終回】
AUTOSPORT web
[発炎筒と発煙筒の違い]知ってた!? 車載するのはどっち!? 意外と知られていない発炎筒の基礎知識
[発炎筒と発煙筒の違い]知ってた!? 車載するのはどっち!? 意外と知られていない発炎筒の基礎知識
ベストカーWeb
96年前のル・マンで優勝したベントレーが東京を走った!「コッパ・ディ東京」に降臨した「オールド・マザー・ガン」とは?
96年前のル・マンで優勝したベントレーが東京を走った!「コッパ・ディ東京」に降臨した「オールド・マザー・ガン」とは?
Auto Messe Web
一番後ろまで段差ゼロ! いすゞの新型路線バス ついに量産開始へ 「市場が待ち望んでいた」モデル
一番後ろまで段差ゼロ! いすゞの新型路線バス ついに量産開始へ 「市場が待ち望んでいた」モデル
乗りものニュース
こちらも“5気筒500PS”級の新型SUVがテスト。週末は連覇王者がポール獲得で僚友が連勝/TC2000第11戦
こちらも“5気筒500PS”級の新型SUVがテスト。週末は連覇王者がポール獲得で僚友が連勝/TC2000第11戦
AUTOSPORT web
新型「GRヤリス」がマフラー交換だけでパワーアップ! 「スーパーターボマフラー/スーパーターボマフラー アーバンマットエディション」がHKSから同時発売
新型「GRヤリス」がマフラー交換だけでパワーアップ! 「スーパーターボマフラー/スーパーターボマフラー アーバンマットエディション」がHKSから同時発売
くるまのニュース
メルセデスAMG、4シーターカブリオレ『CLE』にワイドな専用エクステリアの“53 4MATIC+”を導入
メルセデスAMG、4シーターカブリオレ『CLE』にワイドな専用エクステリアの“53 4MATIC+”を導入
AUTOSPORT web
ニュル「7分37秒」切り アウディRS Q8 パフォーマンスへ試乗 RSシリーズ最強の640ps!
ニュル「7分37秒」切り アウディRS Q8 パフォーマンスへ試乗 RSシリーズ最強の640ps!
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

139.3227.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0160.5万円

中古車を検索
デミオの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

139.3227.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0160.5万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村