もくじ
ー インフォテインメントシステムの表示
ー ドライブモードの設定
長期テスト アウディTT RS(1) 第一印象ならびに支払った金額は
インフォテインメントシステムの表示
アウディTT RSの長期テスト(2)を公開するにあたって、このところ、わたしはこのクルマの設定画面との格闘にほとんどの時間を費やしているように感じる。
わたしが不器用だというのもあるが、仕方ない部分もある。最近の多くのドイツ車と同様に、このRSはカスタマイズ性豊かなのだ。
シートとステアリングの位置を合わせることだけが必要だった時代は遠い昔だ。シートヒーターのデフォルトの温度設定を3段階のどれにするかを決めるだけで非常に多くの時間を要してしまった。
だが、これは序の口だ。
このTTにおける最も重要な点は、アウディのバーチャル・コクピットだ。中央のポップアップディスプレイを廃したことで、広いダッシュボードとトレードマークのエアコン吹き出し口を設けた。
だが、メーターパネルに設置された12.3インチのディスプレイは少々慣れを必要とする。肘の下あたりに配置されたダイヤルで操作するインフォテインメントシステムに慣れている場合は特にだ。
インゴルシュタットのエンジニア達がこのダイヤルを残した理由は、単にそれが普遍化されているからにすぎないだろう。実際のところ、このTTではステアリング上のボタンによる操作だけですべてが解決するのだ。
視線をステアリング中央より下に向ける必要はほぼ無い。これにより、路面への注意を逸らさずに済むだろう。ただし、目の前のスクリーンに表示された情報を読み取るために悩む必要はあるかもしれない。アウディは2種類の画面表示を用意している。
一方は、タコメーターとスピードメーターを表示するモードだ。もう一方は大きめのタコメーターを中央に配置し、他の情報を左半分に表示するモードとなっている。後者の方がRSには合っているような気もするが、パワーとトルクを表示するメーターに付き合わされることになる。
ドライブモードの設定
このような情報が刻々と変化するのを見るのは確かに面白いが、気が散るだろう。画面左側に表示される情報は自由に変更できるのに対して、この右側の表示は昔の文字多重放送のように一切変わらないのだ。
表示させないようにするためには、常にナビの目的地設定を使い案内図を表示させるほかないのだ。だが、友人の家のようによく知るところが目的地の場合、不要な案内にうんざりすることだろう。仕方なく、わたしの右足の仕事状態を示すこのパワーとトルクのメーターを見続けることにした。
これだけではなく、他にもドライブモードの選択という悩みがある。
普段使いにおいては、標準のコンフォートモードが最適だろう。この5気筒エンジンが非常に活発だということもあるが、英国の荒れた路面には固すぎるサスペンションは不向きなのだ。
この理由から、すべてを研ぎ澄ませるダイナミックモードを選択する気は失せ、インディビジュアルモードで好みのセッティングをしたくなることだろう。
現時点では、わたしはエンジンもギアボックスもオートモードに、そしてサスペンションをコンフォートに、さらにステアリングとクワトロシステムとエンジンサウンドをダイナミックに設定している。
ステアリングについていえば、少々想定外だった。アウディはスポーティなモードを過激にしすぎる傾向にあるのだが、このクルマはそうでもなかったのだ。
このモードを選択しても、コンフォートより少々重くなるだけで、それがこのデフのセッティングに合っているのだ。
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