レッドブルリンクでの2連戦2戦目となる、第11戦オーストリアGP。そのMoto3クラス決勝が行なわれ、セルジオ・ガルシア(SANTANDER Consumer GASGAS)が今シーズン3勝目を挙げた。
予選で日本勢は、鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が転倒を経験しつつも2番手を獲得。佐々木歩夢(Red Bull KTM Tech 3)も6番手で2列目に続いた。なお山中琉聖(CarXpert PruestelGP)はFP3で起きたクラッシュによって左腕を骨折。レースは欠場となった。
■ルーキーにして現在Moto3首位に立つペドロ・アコスタにシュワンツとミラーから称賛の声
全23周のレースが始まると、蹴り出しこそポールポジションのロマーノ・フェナティ(Sterilgarda Max Racing Team)が良かったが、5番手スタートのデニス・オンジュ(Red Bull KTM Tech 3)が一気にポジションを上げ、1周目に先頭まで浮上。フェナティ、ペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)を筆頭に6台ほどが続いて先頭集団を形成した。一方で鈴木はポジションを5番手辺りに落としてしまった。
先頭集団の争いは激しく、毎周のように先頭が入れ代わる状態でレースが進行。その間に、4番手には後方からセルジオ・ガルシアが浮上してきた。
レース6周目、7番手周辺を走行していた佐々木がターン10でイン側に入り込んできたダリン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)と接触し転倒。ここでレースを終えた。
トップ争いではジャウマ・マシア(Red Bull KTM Ajo)やフェナティが先頭に浮上……しかし直線でスリップストリームを利用されポジションを落とすという光景が続き、結果的にはオンジュがトップを維持した状態でレース折返しを迎えた。
フェナティ、マシア、アコスタらは先頭を狙ってバトルを続けていたが、オンジュによる先導が崩れないまま残りラップは消化されていき、残り5周を切った。
動きがあったのは残り3周。ガルシアがターン3で先頭に立つと、さらにストレートでアコスタがスリップストリームを活かして先頭に浮上。しかしオンジュも簡単には引かず、ターン9で先頭を取り戻すと、以後はオンジュとアコスタの2台が先頭争いの中で抜け出し始めた。
しかしガルシアがターン4のブレーキングで勝負に出て、アコスタを交わして2番手に浮上。さらにそのままオンジュにも襲いかかった。
ガルシアはターン9で先頭のオンジュもオーバーテイク。最終コーナーではそのオンジュの逆襲を抑えきってトップチェッカーを受け、今シーズン3勝目を挙げた。2位はオンジュ、3位は終盤にかけて追い上げを見せたデニス・フォッジア(Leopard Racing)だ。
2番グリッドスタートだった鈴木は序盤にポジションを落とした後、それを挽回できず最終的に11位でフィニッシュ。また他の日本人勢は鳥羽海渡(CIP Green Power)が10位、國井勇輝(Honda Team Asia)が18位でレースを終えた。
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