6月10日、2022年FIA F2第6戦バクーの公式予選がアゼルバイジャンのバクー市街地サーキットで開催され、レッドブル育成のユーリ・ビップス(ハイテックGP)が最速タイムを記録し、12日に行われる決勝レース2のポールポジションを獲得した。日本勢の岩佐歩夢(ダムス)は一時首位におどり出るも、クラッシュを喫し13番手。佐藤万璃音(ビルトゥジ・レーシング)は15番手で予選を終えている。
F1のフリー走行1回目の終了後、現地時間16時30分(日本時間21時30分)より行われたFIA F2第6戦バクーの公式予選は、気温25度、路面温度40度の好コンディションに恵まれた。
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セッション開始7分が経過したところで、岩佐が1分54秒483を記録しこの時点でのトップに浮上する。2番手につけるレッドブル育成のデニス・ハウガー(プレマ・レーシング)に0.683秒の大差を築いた。続いて、こちらもレッドブル育成のユアン・ダルバラ(プレマ・レーシング)、シリーズランキングでトップを独走するフェリペ・ドルゴヴィッチ(MPモータースポーツ)も最初のアタックを終えるも、岩佐のタイムには届かず。
残り18分のところで、マーカス・アームストロング(ハイテックGP)が1分54秒487を記録するも、岩佐に0.004秒届かずの2番手に。ダルバラも自己ベストを更新するも岩佐に0.071秒差の3番手でセッション前半を終える。
セッション後半に差し掛かり、各車ここで2セット目のタイヤに履き替える。残り時間8分を切ったところから、各車続々と最後のアタックに入る。岩佐の初ポールポジション獲得かと期待が集まるなか、セッション残り5分50秒のところで、岩佐がターン4立ち上がりでクラッシュ。これにより、セッションは赤旗が掲示され、セッションは中断されることとなった。なお、岩佐は自力でマシンを降りている。
岩佐の車両の回収後、セッションは再開を迎えた。残り3分を切り、上位勢は続々と岩佐のタイムを上回るタイムを計測する。そんななか、ランキング5番手につけるビップスが1分53秒762を記録してトップに浮上し、ビップスが決勝レース2のポールポジション獲得となった。2番手にリアム・ローソン(カーリン)、3番手にハウガーと、レッドブル育成ドライバーがトップ3を占める予選となった。
決勝レース1のスターティンググリッドは予選トップ10がリバースグリッドで決定され、予選で10番手タイムを記録したジェイク・ヒューズ(ファン・アメルスフォールト・レーシング)がポールを獲得。岩佐は最終的に13番手、佐藤は15番手で予選を終えることとなった。
2022年FIA F2のFIA F2第6戦バクーのレース1は、日本時間11日の18時30分から行われる。
■FIA F2第6戦バクー予選 暫定結果
Pos.No.DriverTeamTime18J.ビップスハイテックGP1'53.76225L.ローソンカーリン1'53.92531D.ハウガープレマ・レーシング1'53.97347M.アームストロングハイテックGP1'53.977511F.ドルゴヴィッチMPモータースポーツ1'54.000620R.フェルシュフォートライデント1'54.02976L.サージェントカーリン1'54.19482J.ダルバラプレマ・レーシング1'54.20199F.ベスティARTグランプリ1'54.2471024J.ヒューズファン・アメルスフォールト・レーシング1'54.356113J.ドゥーハンビルトゥジ・レーシング1'54.3631210T.プルシェールARTグランプリ1'54.4401317岩佐歩夢ダムス1'54.4831416R.ニッサニーダムス1'54.727154佐藤万璃音ビルトゥジ・レーシング1'54.7321622E.フィッティパルディチャロウズ・レーシング・システム1'54.7381721C.ウィリアムズトライデント1'55.0101815R.ボシュングカンポス・レーシング1'55.1401925A.コルデールファン・アメルスフォールト・レーシング1'55.3212012C.ノバラックMPモータースポーツ1'55.4562123C.ボリュクバシチャロウズ・レーシング・システム1'55.7322214O.コルドウェルカンポス・レーシング1'56.247
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