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新生ガスガス、初のストリートモデル登場! SM700 試乗インプレッション

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新生ガスガス、初のストリートモデル登場! SM700 試乗インプレッション



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スペイン発のオフロードブランド、ガスガス初のストリートモデルが登場した。ビッグモタードの「SM700」とデュアルパーパスの「ES700」の2モデルである。スペインで開催された海外試乗会から、主にSM700の初乗りレポートをお届けする。

●文:ヤングマシン編集部(ケニー佐川) ●写真:ガスガスモーターサイクルズジャパン ●外部リンク:ガスガスモーターサイクルズ

【テスター:ケニー佐川】2輪ジャーナリストとして各種メディアに寄稿する傍らライディングスクール講師としても活躍。海外試乗経験も豊富で2輪ジャンルを問わず乗りこなす。



ガスガスモーターサイクルズ SM700 概要

―― 【GASGAS SM700】■全長- 全幅- 全高- 軸距1476±15[1506±15] シート高898[935](各mm) 車重148.5[147.5]kg(装備。燃料含まず) ■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ 692.7cc 74hp(55kW)/8000rpm 7.5kg-m(73.5Nm)/6500rpm 変速機形式6段リターン 燃料タンク容量13.5L ■ブレーキF=ディスク R=ディスク ■タイヤF=120/70ZR17[90/90-21] R=160/60ZR17[140/80-18] ●色:赤 ●価格:158万円 ●発売:’22年7月 ※[ ]内はES700

―― 前後から見ると車体のスリムさが際立つ。タイヤこそオンロードタイプだが、ナックルガードやアップマフラーなどオフロードモデルがベースになっていることが分かる。

―― 上体が起きた楽な姿勢。シート高898mmとけっこう大柄だが、車体がスリムで足が真下に伸ばせるため、足着きは見た目ほど悪くない。ヒザが少し曲がる程度。[身長179cm/体重73kg]

―― 【エンジンは最新のLC4】新型KTM690エンデューロR由来の水冷単気筒OHC692.7ccユニットを搭載。クロモリ鋼管トレリスフレームを含めエンジンと車体の大部分を共有する。 [写真タップで拡大]

―― コンチネンタル製ハイグリップタイヤContiAttackSM EVOを履く。フロントブレーキもブレンボ製φ320mmディスク&4Pラジアルキャリパーと強力。

―― アルミ製スイングアームやブレンボ製240mmディスク&シングルPブレーキ、全調整式リンク式リヤショックも含めESと共通装備。

―― 【ディメンションはESと差別化】シンプルなLCDメーターには速度と回転数、ギアポジションなど必要情報を表示。フォークオフセットやキャスター角などの値はESと異なり各々で最適化されている。 [写真タップで拡大]

―― 【モード切り替えも簡単】左手元でライドモード「1」「2」の切り替えやトラクションコントロール解除も可能。操作はとても簡単で走行中に親指でワンプッシュするだけ。 [写真タップで拡大]

―― 【リヤABS解除で点滅】メーター左にABS警告スイッチを装備。スーパーモトモードに設定した場合はリヤ側ABSの解除を伝えるランプが点滅する仕組み。 [写真タップで拡大]

―― 1人乗り用シートは座面がフラットでライディングポジションの自由度が高い。シートカウルは燃料タンクを兼ねた樹脂製サブフレームと一体構造。シート後方に給油口がある。 [写真タップで拡大]

前輪21インチのオフ仕様も〈GASGAS ES700〉

デュアルパーパス仕様のES700は主に足まわりを専用化。オフロードでの走破性を重視した前後21/18インチのワイヤースポークホイールにコンチネンタル製Twinduroを装備、WP製前後サスペンションもオフロード寄りのXPLORを採用する。マシンを信じてアクセルさえ開ければ、弾けるトルクと前後250mmロングストロークサスペンションの威力でどんな難所も越えていく圧倒的な走破力が魅力だ。

―― 【GASGAS ES700】●価格:158万円 ●発売:7月 [写真タップで拡大]

ガスガスは現在KTMグループの傘下となり、ハスクバーナに次ぐ第3のブランドとして急成長中だ。SM700はKTM「690SMC R」やハスク「701スーパーモト」とは三つ子の兄弟。プラットフォームを共有化することで新型モデルの開発スピードをアップさせている。

―― 【HUSQVARNA 701 SUPERMOTO】●価格:159万円

―― 【KTM 690SMC R】●価格:158万5000円

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みんなのコメント

8件
  • リアサイドのカウルどうにかならんのかなあ。
    ビジュアル的に重すぎる。
  • ガスガス?

    オナラでも出ちゃったの??
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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