モーターサイクルショーの見どころは、バイクそのものはもちろん最新の関連用品も見逃せない。特に「スマートモニター」は次々に新作が出るから、絶えずアンテナを張って情報をキャッチしておかないと、すぐに取り残されてしまう。
タナックスのブースでも、バイクファンらが熱心にチェックしていたのがスマートモニターの最新作だ。いま、もっとも勢いのある製品と言ってもいいだろう。ライダーたちがこぞって購入している。
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◆スマートモニターとは
スマートフォンをワイヤレスや有線にて接続し連携することにより、ナビゲーションや電話、メールなどの各種機能、アプリケーションを使うことができる。
車載のインフォテインメントシステムで、Apple CarPlayやAndroid Autoに慣れ親しんだ四輪車ユーザーならすぐに合点がいき、珍しくはないだろう。
ただし、バイクでは画期的なのだ。ハンドルまわりにスマホを取り付けなくて済むので、雨に濡れたり落下する心配がなくなり、振動や熱からも守ることができる。
登場以来大ヒットとなり、今やデイトナ、キジマ、タナックス、カエディアなどバイク用品を扱う各社から、あっという間に出揃った。用品店では専用コーナーが設けられるほどの人気ぶりだ。
◆ついに4G搭載
どんどん新作が登場し、その進化は目覚ましい。タナックスの重田真利さんが最新の「スマートライドモニター AIO-6 LTE」について教えてくれる。
「業界初となる、4G通信機能を搭載しました」
これには驚きだ。スマホ画面をミラーリングするのが、スマートモニターなんじゃないのか!?
少し前に登場した「スマートライドモニター AIO-5 Lite」では、前後2カメラのドラレコと連動し、スマートAIが映像解析することで、バックミラーの後方死角から接近する車両を自動で検知し、知らせてくれるシステム「死角検知システム(BSD機能)」が搭載されているほか、振動検知式の駐車監視緊急録画機能を持つなど、その賢さに感服したばかりであったのに、もう次なる段階へ入っている。
AIO-6 LTEでは4G通信機能を搭載したことで、リアルタイムでバイクの現在位置が確認でき、遠隔で搭載カメラからバイク周辺の状況を確認することができる。
駐車中の監視モードがあり、移動を検知。画面はAIO-5より44%大きくなり、ナビやライディングデータが見やすくもなった。
さらに、4G機能のないスタンダードモデル「AIO-6 MAX」もある。シームレスなアプリ連携はもちろん、電話対応、メッセージの確認(iOS)、音楽とナビ画面の同時表示など、どんどん便利になっていく。
◆安価な製品には落とし穴が
そんなスマートモニターだが、ネット通販では探せばすぐに、より多くの製品が見つかるだろう。しかし安価なものだと、操作性や機能はもちろんのこと、二輪車用の振動対策や防水性に難があるものも少なくない。
一部には電波法適合の技術基準適合証明(技適)を取得していないものがあり、日本で使うと違法になってしまうものも。「そんな、ややこしい…」と思うが、これは製品を販売する側ではなく、使用した人が電波法違反に問われるから注意が必要だ。
そうしたところをクリアして販売しているのが、先にあげた大手用品メーカーの取り扱う製品たちだ。
昭和のバイクブームの頃なら三種の神器はマフラー、バックステップ、セパハンといったところだっただろうか。これからはUSBポートはもちろん、ドラレコ、そして電子機器すべてを集約してコントロールするスマートモニターと、なりつつあるのかもしれない。
これまで「興味がなかった」という人は、「東京モーターサイクルショー」でも各社の製品をぜひチェックしていただきたい。
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みんなのコメント
モニター付けまくってナガラ走行してるんだから!