現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > どの世代でもひと目見れば「同じ車種」だとわかるレベル! 初代からずっと「同じ路線」を貫き続けるクルマ6台

ここから本文です

どの世代でもひと目見れば「同じ車種」だとわかるレベル! 初代からずっと「同じ路線」を貫き続けるクルマ6台

掲載 2
どの世代でもひと目見れば「同じ車種」だとわかるレベル! 初代からずっと「同じ路線」を貫き続けるクルマ6台

 この記事をまとめると

■クルマ好きには見た目や中身を変えずに生産され続けているクルマを評価する声が多い

「リバイバルモデル」や「初代オマージュ」には何の意味がある? 当時モノの中古車じゃダメな理由とは

■昔からコンセプトを変えずに作られている車種はヘビーデューティなSUVとスポーツカーに見られる

■国産車だけでなく輸入車にも変わらないクルマは多く存在する

 いつまでも変わらないから飽きもこない

 日本人は移り気だと言われる一方で、水戸黄門やサザエさんなど、変わらないものを愛するという面もある。だからだろう、クルマ好きのなかには、見た目や中身をほとんど変えずに長年作り続けている車種を評価する声が多い。

 いま新車で買えるクルマのなかで、個人的に思い浮かんだのは、日本車ではスズキ・ジムニー、トヨタ・ランドクルーザー70系、マツダ・ロードスター、外国車ではジープ・ラングラー、メルセデス・ベンツGクラス、ポルシェ911あたりだ。

 ヘビーデューティなSUVとスポーツカーばかりになってしまったのには理由がある。いずれも目的が明確で、他の追随を許さないオンリーワンの存在になったので、トレンドに合わせてデザインやメカニズムを変える必要がないからだ。

 ジムニーはこれまで3度モデルチェンジしているし、当初は2ストロークの空冷2気筒だったエンジンは4ストローク水冷3気筒ターボになっているが、1970年から一貫して軽自動車枠内で作っているので、ボディサイズがさほど大きくなっていないし、ラダーフレームに前後リジッドのサスペンション、パートタイム式4WDというのはキープし続けている。

 ランドクルーザー70系は、国内では販売していない時期もあったが、モデルチェンジせず今年で40周年。ジムニー同様、ラダーフレームに前後リジッドのサスペンション、パートタイム式4WDを受け継いでおり、4気筒ディーゼルターボエンジンはデビュー当初も搭載していた。

 ただ、当初は2ドアのオープンと3ドアのバンしかなかったボディが、新型では5ドアワゴンになったという違いもある。

 ロードスターは現行型で4代目になるけれど、1989年にユーノスブランドで生まれてから、4気筒自然吸気エンジン、前後ダブルウイッシュボーンのサスペンションなどの形式は不変だし、オープン2シーターのボディは、3代目で少し大きくなったものの、現行型ではダウンサイジングしているのだからたいしたものだ。

 輸入車の変わらないモデルはさすがの名車ばかり

 外国車のスポーツカーでは、やっぱり911を出さないわけにはいかない。初代がデビューしたのは1963年だから、昨年で60歳。ナローと呼ばれた初期型と比べると、ボディはかなり大きくなり、エンジンの冷却方式や排気量は変わったけれど、一貫してリヤに水平対向6気筒エンジンを積んでいるし、2+2のキャビンを包み込む独特のスタイリングはエバーグリーンと呼ぶにふさわしい。

 ラングラーはどこを起源にするか迷うが、第二次世界大戦中のウィルスMBまで遡らず、ラングラーに限っても、1987年から作り続けているからロングセラーと呼んでいいだろう。

 こちらもボディサイズはかなり大きくなり、5ドアが追加されたりしているが、ジムニーやランドクルーザー70同様、ラダーフレームに前後リジッドのサスペンションを守り続ける希少な存在でもある。

 Gクラスはラングラーより8年早い1979年デビュー。こちらは以前のコラムでも書いたけれど、1990年のモデルチェンジで軍用と民生用が分けられ、最近のモデルチェンジではフロントサスペンションが独立懸架になったり、変わっている部分も多い。

 ただ、デザインはデビュー当初とほとんど同じ。昔のままと思わせるブランディングの巧みさも印象的だ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
motorsport.com 日本版
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
AUTOSPORT web
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
フィアット新型「600e」と暮らしてみたら「500L」との2台体制を夢見てしまい…ファミリーカーとしてオススメの1台です【週刊チンクエチェントVol.47】
Auto Messe Web
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
なんとも物騒な「煤殺し」ってなんだ!? トラックドライバー御用達アイテムの正体とは
WEB CARTOP

みんなのコメント

2件
  • moo********
    それに比べてインサイトときたら、1~3代目でFFハイブリッドくらいしか共通点が無い、ワケの分からない車種だよな
    ほんとホンダって行き当たりばったりだと思うわ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村