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セダン、ステーションワゴン、SUVの融合!?──シトロエンの新フラッグシップモデルC5 X日本上陸|Citroën

掲載 更新 12
セダン、ステーションワゴン、SUVの融合!?──シトロエンの新フラッグシップモデルC5 X日本上陸|Citroën

ステランティスジャパンは、シトロエンのフラッグシップモデルとなる「C5 X」の日本上陸を発表。2022年10月1日から販売を開始した。

Citroen C5 X|シトロエン C5 X

BEVモデルも登場──シトロエン、ハッチバックモデルの新型C4を発表|Citroën

シトロエンの新フラッグシップモデルC5 X日本上陸

ステランティスジャパンは、シトロエンのフラッグシップモデルとなる「C5 X」の日本上陸を発表。2022年10月1日から販売を開始した。

Text by YANAKA Tomomi

2016年のパリモーターショーに出品された「エクスペリエンス コンセプト」がベース

シトロエンのフラッグシップモデルが刷新された。C5 Xは、セダン、ステーションワゴン、そしてSUVを組み合わせた独創的なデザインが取り入れられたモデルだ。

セダン、ステーションワゴン、SUVを融合!?──シトロエンの新フラッグシップモデルC5 X日本上陸|Citroënvia Web Magazine OPENERS

C5 Xは、2016年のパリモーターショーに出品された「エクスペリエンス コンセプト」をベースにしており、C4に通じるV字シェイプのライティングシグニチャーが特徴。ボトムのクローム処理により、風格のあるたたずまいが演出された。

ボディサイズは、全長4,805×全幅1,865×全高1,490mmとDセグメントに位置。ホイールベースは2,785mmで、先代のC5セダンよりも66mm拡大させ、大人5人が快適に過ごせる空間が創出されている。

セダン、ステーションワゴン、SUVを融合!?──シトロエンの新フラッグシップモデルC5 X日本上陸|Citroënvia Web Magazine OPENERS

室内は水平基調のダッシュボードや、高密度で厚みのあるシトロエン独自のアドバンストコンフォートシートを採用。トランクは、ステーションワゴンの使い勝手を念頭に設計され、通常時で545リッター、リアシートを倒すと最大1,640リッターの空間が生み出される。また、リヤバンパーの下で脚をかざすとゲートが自動開閉するハンズフリー電動テールゲートも装備された。

ダッシュボード中央上部には、新世代インフォテインメントシステムを搭載した12インチタッチスクリーンを設置。コネクテッドナビゲーションシステムを標準装備し、リアルタイム交通情報を活用したルート検索が可能になったほか、スマートフォンのような直感的な操作も可能に。

セダン、ステーションワゴン、SUVを融合!?──シトロエンの新フラッグシップモデルC5 X日本上陸|Citroënvia Web Magazine OPENERS

さらに、目的地やエアコンの温度設定、ハンズフリー通話、天気予報など、さまざまな機能が音声で操作可能となり、Apple CarPlyやAndroid Autoにも対応する。

日常生活をカバーする航続距離65kmのPHEVモデルもラインアップ

日常生活をカバーする航続距離65kmのPHEVモデルもラインアップ

パワーユニットはガソリンエンジンもしくは、プラグインハイブリッド(PHEV)を用意。ガソリンは1.6リッター4気筒ターボで最高出力180ps、最大トルク250Nmを発生。一方のPHEVモデルは1.6リッター4気筒ターボと電動モーターを組み合わせ、最高出力225ps、最大トルク360Nmを記録。バッテリーのみでも65km走行可能という。

セダン、ステーションワゴン、SUVを融合!?──シトロエンの新フラッグシップモデルC5 X日本上陸|Citroënvia Web Magazine OPENERS

サスペンションは、“魔法のじゅうたん”と形容されるシトロエン独自のハイドロνマチックサスペンションの流れを汲む新システム「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」を標準装備。ショックアブソーバー内にセカンダリーダンパーを組み込むことで、従来のシステムでは吸収しきれなかったショックを抑制し、フラットライドを実現する。

PHEVモデルではこのシステムをさらに進化させ、走行モードに応じてダンパーの油圧をコントロールするアドバンスト コンフォート アクティブサスペンションが初採用された。

安全装備では、セーフティ&ドライバーアシストを搭載。アクティブクルーズコントロールのほか、リアバンパーのコーナーにはレーダーを配備し、後方からの接近車両を検知してドアミラーのLEDを点灯させる。また、従来のソナーを今回、レーダーへと置き換えたことで検知範囲は最大75メートルにまで拡大しており、後退時には死角のエリアから接近する車両や歩行者を検知して警告するリアクロストラフィックアラートなどの新機能も備えられた。

ボディカラーは、ブラン ナクレ(白)やノアール ペルラネラ(黒)など4色を展開。価格は、エントリーグレードで受注生産のシャインが484万円、シャイン・パックが530万円。プラグインハイブリッドが636万円となる。

Spec

ボディサイズ|全長4,805×全幅1,865×全高1,490mm

ホイールベース|2,785mm

トレッド前/後|1,600/1,605mm

エンジン|1,598cc直列4気筒DOHCターボチャージャー

最高出力|<ガソリン>133kW(180ps)/5,500rpm

     <PHEV>225ps

最大トルク|<ガソリン>250Nm/1,650rpm

      <PHEV>360Nm

PHEVリチウムイオンバッテリー容量|12.4kWh

トランスミッション|8段AT

ブレーキ前|ベンチレーテッドディスク

ブレーキ後|ディスク

サスペンション前|マクファーソン・ストラット

サスペンション後|トーションビーム

タイヤ|205/55R19

価格|シャイン484万円、シャイン・パック530万円、プラグインハイブリッド636万円

シトロエンコール

Tel.0120-55-4106

https://www.citroen.jp/

文:OPENERS 兒玉智子
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みんなのコメント

12件
  • セダンの要素はない。
    ステーションワゴンの腰を上げたドイツ車でいうオールロードクワトロやトールテレインでしょ。
    いろんなパターンを出すより集約するのは完成度つめられるから良いと思う。時代にマッチしてるかもね。
  • 確かにセダンは融合してないな。
    ステーションワゴンがセダンの延長だから。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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