ボルボ・カー・ジャパン(VCJ、マーティン・パーソン社長、東京都港区)は26日、国内販売モデルの全車電動化が完了したと発表した。セダンモデル「S60」とクロスオーバーモデル「V60クロスカントリー」のガソリンエンジンモデルを廃止し、48ボルトハイブリッドを導入した。これに伴い、内燃機関のみを搭載したモデルの販売は終了した。
同社は、8月に2020年中に国内で扱う全モデルをプラグインハイブリッド車(PHV)とハイブリッド車(HV)のみにする方針を発表。順次、内燃機関のみ搭載する車両の販売を終了していた。
ボルボ・カー・ジャパン、「V60」「V90」シリーズ全て電動車に マイルドHVやPHV導入
S60は従来のガソリンエンジンモデル「T4」「T5」を48ボルトハイブリッドの「B4」「B5」に切り替え、V60クロスカントリーのパワートレインも「T5」を「B5」に変更した。
価格はS60が499万~799万円、V60クロスカントリーが579万~674万円(消費税込み)。
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